こんばんは。
毎月1日は映画の日。
ってことで、チャッピーを観てきました~(記事が前後してしまいましたが)
いやー面白かったです。
私が想像していた通りの部分もありましたが、ほぼ予想外の展開なお話。
SFやロボット系が好きな方は、おおむね楽しめると思います。
見た目は完全にロボットなのに耳や目にあたる部分で感情を表現するチャッピー。
小動物みたいでとても可愛いらしいの♪
コチラは予告編です。
「自我」や「意識」に悩み「生き続けること」を最後まであきらめないチャッピー。
ラストは「えっ?」そっち方面に行くのね…っていう、予想の斜め上を行く結末。
ハッピーエンドのような、そうでないような…むしろ、すごく怖い気がしてならない。
「大切なのは外見でなく中身」「意識(魂)さえあれば入れ物が変わっても問題ないのか?」
ものすごく考えさせられる。
もしかしたら、遠くない未来に直面するかもしれない…
創造した‘モノ’が創造した‘ヒト’を超えた時、どんな未来が待ちうけるのか…
ぜひ、劇場へ♪
以下、若干のネタバレを含む、感想です。
チャッピーとニンジャ、ヨーランディ、アメリカとの交流シーンは微笑ましい。
1つ1つ何かを覚えていく姿が、本当に人間の子供の様で可愛らしくてたまらない。
じゃあ、ロボットと人間の触れ合い映画なのか?って言うと、それだけではなく深いモノを考えさせられる。
生きるために犯罪も正当化させて教育され、まるで少年兵のようになっていくチャッピー。
その姿には恐怖と哀れみを感じてしまう。
理不尽で矛盾だらけの人間を疑うこともせず
純粋な子供の様に素直に受け止めるチャッピーに涙が出そうになる。
AIが人間に与える危険性がテーマではなく、ロボットであっても環境によって左右されていく
そこは人間と変わらない…
ギャングに育てられるという環境が、人間(ロボット)の生き様を決めていく描写がなんとも言えない。
独自編集でカットされた部分は、やっぱり少し不自然。
ニンジャのテンションが違いすぎるし、最後、仕返しに行ったチャッピーのセリフも
カットされた部分に繋がっていると思われるので。
残酷で非道なのは‘モノ(ロボット)’ではなく、それを扱う‘ヒト’なのだ。
だからこそ「意識」をもったロボットであるチャッピーは「僕は違う」になるのだから。
全体的には良かったと思います。
今年に入り今のところ14本観ましたが、私的にはかなり面白い映画でした。