10月2日だったり3日だったり6日だったり7日だったり諸説ありますが
今頃の誕生花「金木犀（キンモクセイ）」
金木犀の原産地は中国南部で、日本には江戸時代に渡来したと言われています。
中国語では「桂花」といい、またの名を「岩桂」「木犀」とも言います。
日本では芳香剤ｗが有名ですが、中国では「桂花陳酒」という白ワインに漬けたお酒が有名で
楊貴妃が愛飲したといわれているそうです。
金木犀の花言葉は「謙虚」「高潔」「初恋」などなど。
花言葉の由来には様々ありますが
「謙虚」は、花そのものはとても小さく目立たなくても、香りでそっと相手に気づかせる
そんな演出？が花言葉につながった様です。
確かにそうですよね、金木犀が咲く頃って「あ！この香り！」って
と香りから気がつきますものね。
「高潔」は、金木犀の花の散る様子から来ているそうで、花が咲いてから散るまで3～5日。
芳香を惜しむことなく、潔く花を散らす姿から由来していると言われています。
「初恋」は、甘くそれでいてどこか爽やかで懐かしくもある、一度かぐと忘れない香り。
初恋の甘酸っぱい忘れられない思い出とかけてできた花言葉らしいです。
さて、昨日はお休みでしたので、ご近所を疲れない程度にお散歩していました。
するとどこからともなく甘い香りが漂ってきます。
「この香り…金木犀だ！」
普段は意識もせずにいたものが、この季節がやってくる度にその存在に気づくことになるお花。
かなり遠くからでも香ってくるので、その姿を探すことはなかなか難しいですが
パステルっぽい優しいオレンジ色の小さなお花。
お花が小さいからこそ、こんなに遠くまで届く香りを発っするのかも知れない…
「私はここよ、気がついて」
そんな気持ちで（お花に気持ちっておかしいかも知れませんが）優しく甘い香りを発しているのかも…
そう思ったら「初恋」の花言葉もそうですが「恋する健気な乙女」って感じもして
何だか一気に切ない香りに感じちゃってロマンチックな気分になりました～
ご近所お散歩も楽しいね♪
