F.Chopin / Fantaisie-Impromptu Op.66   | みな1824 ~ハートに今を刻もう~

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こんばんは。

少し前の話になりますが、映画を観に行こうとエスカレーターに乗ろうとした時

1Fにある楽器屋さんから聞こえてきました。

私の好きな曲だったので、つい、足を止めて楽器屋さんの方へ向かってしまいました。

曲はピアノの自動演奏でした。

美しい旋律であるのに、なぜかとても悲観していて望みのないような儚さを。

途中、緩やかになる部分はなんとなくだけど、良かった頃を「回想」しているかの様に感じます。

とっても叙情的で大好きな曲。

しっかりと最後まで聴いちゃった。


この曲は1834年ショパンが24歳の時の作品。

この2年後にフランスの女流作家ジョルジュ・サンドと出会います。


以下Wikiより

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幻想即興曲(げんそうそっきょうきょく、Fantaisie-Impromptu)作品番号66は、
ポーランドの作曲家フレデリック・ショパンが1834年に作曲したピアノ曲である。
ショパンが作曲した4曲の即興曲のうち、最後に出版されたもの。

数あるピアノ曲の中で、最もよく知られる作品のひとつ。
現在の版はショパンの死後友人のユリアン・フォンタナが改稿し発表したもので
「幻想」の題も彼によって付けられた。

主部では、左手は1拍が6等分、右手は1拍が8等分されたリズムとなっている。

ユリアン・フォンタナがショパンの遺品の中にあったこの曲に手を加え、
『幻想即興曲』と題して1855年に出版した。ショパン自身は単に即興曲と題したのみであった。
ショパンは「自分の死後、この楽譜を燃やして処分して欲しい」と頼んだが、
フォンタナが遺言にそむいて公表したとも言われる。

ショパンがこの曲を生前公表しなかった理由については、諸説あり定かではない。
冒頭部分(7-8小節)がベートーヴェンのピアノソナタ第14番「月光」第三楽章のカデンツァ(189小節)に
非常に似ていることを気にした、本人にとっては失敗作であり気に入らなかった、などが考えられている。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

明後日、3月1日はショパンの誕生日(1810年)です(2月22日という説もありますが)

20歳の時にポーランドを離れ、以後、母国に帰る事はなかったショパン。

39歳という若さで亡くなりますが、人生の約1/4(9年間)をジョルジュ・サンドと過ごしています。

夏はノアン、冬はパリという生活の中、どんどん病状が悪化していく日々は一体どんなだったろう?

なーんて思いを馳せながら…


今夜はこの曲を

「幻想即興曲」Fantaisie-Impromptu Op.66 / F.Chopin 




ピアノ演奏はブーニンさんです。

私個人的にはアシュケナージさんが好きだったり。



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