花の名は「 Forget-me-not 」 | みな1824 ~ハートに今を刻もう~

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こんばんは。


ちょっと前に「わすれな草」の花の種を頂きました。

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ちょうど、今、読んでいる本のタイトルも「忘れない。」

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なので、少しこの花について書いてみようかと思いました。


和名「わすれな草」は英名の「Forget-me-not」を訳したものです。

英名はドイツ語の「Vergiss-mein-nicht」をそのまま英名にしたものです。

中国名でも「勿忘草」と呼ばれています。


なぜこの花が「私をわすれないで」っていう名になったのかというと

中世のドイツに、この花にまつわる悲恋伝説があるからです。

この伝説のイメージが強かったのでしょうね、世界の多くの国でも同じ意味の名が付けられています。


その伝説とは…

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

昔、騎士ルドルフと恋人ベルタがドナウ川のほとりを散策していると
岸辺に珍しい青い小花を見つけました。

ルドルフはこの花を彼女に捧げようと岸を降りたが
誤って足を滑らせて深く急な川に転落してしまいます。

彼は最後の力を尽くして花を岸に投げ‘Vergiss-mein-nicht!’(僕を忘れないで)
という言葉を残して急流に飲まれ消えてしまったのです。

残されたベルタはその花をルドルフの墓に植え、彼の最後の言葉を花の名にしました。


また、ベルタは花を墓に植えたのではなく、生涯自分の髪に飾り続けたとする説や
ルドルフが溺れたのは甲冑が重かったためだと語られてもいるようです。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


花言葉は「真実の愛」「私を忘れないで

たぶん『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の

花の名も「わすれな草」かと思われます。

だいたい、今、9~10月が種まきの時期なので興味のある方は育ててみては?

開花は4~5月です。苗木も売っていると思います。


日本にも「忘れな草をあなたに」という曲がありますよね。

オリジナルを聴いたことはありませんが「みんなのうた」などに載っていたような気がします。

 別れても 別れても 心の奥に
 いつまでも いつまでも
 憶えておいて ほしいから
 幸せ祈る 言葉にかえて
 忘れな草を あなたに あなたに

 いつの世も いつの世も 別れる人と
 会う人の 会う人の
 定めは常に あるものを
 ただ泣きぬれて 浜辺に摘んだ
 忘れな草を あなたに あなたに

 喜びの 喜びの 涙にくれて
 抱(いだ)き合う 抱き合う
 その日がいつか 来るように
 二人の愛の 思い出そえて
 忘れな草を あなたに あなたに

みな1824 ~ハートに今を刻もう~
※ 上記画像はWikiより転載


わすれな草…

この花には、せつない恋心が秘められているんですね。

ああ、なんてロマンチックなの♡


以前、同じようなタイトルの記事尾崎さんの曲について書いたこともあったな。




以下、追記になります。

それからもう1つ。

同じ勿忘草つながりという事で貼らせて頂きました。

過去記事でごめんなさい、牧瀬さん。



実際の大地に花は咲かなくても。

子供達の心の中に可憐な青い「勿忘草の花」が咲いたことと思います。

そして、この動画を再生した私達にも心あたたまる「笑顔の花」を咲かせてくれました。

どうもありがとう。

これからも希望の種を蒔き続けていって欲しいと思います。

頑張れ!スター!!