こんばんは。
去年の話ですが、大学生と話す機会がありました。
私の仕事柄、卒業旅行に行くならどこがいいかなど、いろいろ聞かれたのですが
私は海外旅行をススメました。
彼女は勉強や実習が忙しくて、なかなか旅行、まして海外に行く機会がなく
1度も日本から出た事がないって言ってました。
「うん、じゃあ、卒業までにお金を貯めて初海外へ行こう!」って話しました。
何故かというと、学生の内に1度でも、日本以外の世界を自分の目で見て欲しいから。
人間、年齢を重ねると頑固になったり、偏見にみちたり、自分の考えに固執するあまり
他をなかなか受け入れ難くなったりしますよね?w
ぜひとも、スポンジの様な吸収力があり、なおかつ、それを活かしていける若者達に見て来て欲しい。
今は便利な世の中で、知ろう思えばいくらでも知る事ができます。
もちろん行った気になることだって可能かも…
ですが「百聞は一見にしかず」まだ曇りのないその瞳で本物の世界を見てもらいたい。
今すぐに何かが変わるとか、何かが起こるってわけではないけれど
世界を知っているのと、いないのとでは、大人になって行く過程で起こりうる様々な出来事に対して
考え方に幅を持てたり、違った道もあるって思えたりする時もあるはず。
これからの国際社会で生き抜く力になり、自分の思考も良い方向へと向けていける気がするんですね。
それから、少しだけ。
日本における学びの環境は贅沢であるということ。
学校だけではなく、塾や、習い事。
見習うべき先生やその道のプロ達。
沢山の本や教材、資材、種類の豊富な文房具まで。
自分で選べる選択の多さを。
同じ地球の空の下、その一つだって手に入れる事が難しい子供達がこの世界にいることを。
心の片隅にとめ置いてほしいと思います。
『 アメリカインディアンの教え 』
子どもたちはこうして生き方を学びます。
批判ばかり受けて育った子は 非難ばかりします
敵意にみちた中で育った子は だれとでも戦います
ひやかしを受けて育った子は はにかみ屋になります
ねたみを受けて育った子は いつも悪いことをしているような気持ちになります
心が寛大な人の中で育った子は がまん強くなります
はげましを受けて育った子は 自信を持ちます
ほめられる中で育った子は いつも感謝することを知ります
公明正大な中で育った子は 正義心を持ちます
思いやりのある中で育った子は 信仰心を持ちます
人に認めてもらえる中で育った子は 自分を大事にします
仲間の愛の中で育った子は 世界に愛をみつけます。
余談ですが。
イギリス在住の同級生の家に、友人が小学生の息子さんと遊びに行った時の話。
帰ってきてから、自主性が身についたり、自分に自信もついたみたいって言ってました。
現地の子供達と接するうちに、いろいろ学ぶんでしょうね。
私も、もう一度TEENに戻れるなら、今度はちゃんと目的をもって勉強したいって思いますw
今も勉強中のことはありますけどねw