ペテロの第一の手紙 2章11節 「旅人~目的について考える大切さ」 | みな1824 ~ハートに今を刻もう~

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よく、人生を旅に例えたりしますよね。

この聖句は、私達を、この世の旅人であり、寄留者であると言います。


春は出会いと別れの季節。


進学、就職、転勤など、この4月からを新しい場所で新しい目的を持ち

新生活を始める人も多いかと思います。


新しい事を始める時は予想がつきませんから、何かと不安や心配がついてまわります。

人間、誰でも傷ついたり失敗することは、怖いですし嫌なものです。


なので、最悪の状況を考えたり、常に悪い想像をしておいて、そうならなければラッキー!

みたいに考えたりしますよね。


「転ばぬ先の杖」で、確かにダメだった時のダメージは少なくて済みそうですw

順風満帆な人生に越したことはありませんから。


でも、あんまりそういった考えにとらわれ過ぎてしまうのも、人生を味気なくしてしまいそう。

転んでこそ初めて痛さがわかり、挫折するからこそ得られる知識もあるものです。


「失敗は成功のもと」で、そういう経験から、同じ痛みをもつ人に寄り添えるようなったり

別のやり方があることを知ったりもするのです。

痛みも悲しみも過ぎてみれば、旅の名所になります。


未来は誰にもわからない。

用心するのは当たり前ですが、悪い想像ばかりにとらわれているのは、もったいない。


誰にもわからない未来。

こうありたい、と未来に目的を見出すことでビジョンが開け、おのずと今やるべき事が見えてくる。


この人生(旅)が有限であることを忘れないで下さい。



ペテロ第一の手紙 2章11節~


愛する者たちよ。あなたがたに勧める。

あなたがたは、この世の旅人であり寄留者であるから~


旅人と放浪者とは似て非なるもです。


旅人は、目的を持つから、心に張りがあり、苦しく困難な道程も切り抜けられます。

そして、同じ目的を持つ人と出会い、共に歩む事もあるかも知れません。


ですが、放浪者はそうではないのです。


また、寄留者は、ある目的のためにそこに留まるのです。


私達は、旅人なのか、放浪者なのか、また寄留者であるか

それによって人生(旅)はまったく変わってしまいます。


誰ひとりとして人生の目的を知って、この世に誕生した者はいないでしょう。

しかし、人生の目的について無関心であるならば、放浪の人生に終わってしまうのは

確かなのではないでしょうか?