田舎育ちの 僕が

東京に憧れて 東京で生活していた


油彩画・池袋へと続く道

色々な事を体験して

様々な実績を積む

しかし 根本は 田舎への 哀愁

なんだろうなぁ

時間の流れ方 感じ方 なのかなぁ



人に与えられる平等な時間

活用出来るか否かは

本人の実力と 不平等な環境次第



田舎では 活動していない 夜の時間も

都会では フル活動している

仕事も 遊びも



絶え間なく 新しい刺激が訪れて

新しい刺激を 求めてしまい

とてつもなく早い サイクルに

ついて行けなくて でも ついて行きたくなって



物欲 性欲 食欲 愛欲

欲望の塊

欲望を満たす為に働き

欲望を満たす為に金を使う



いつの間にか

身体が 疲れちゃって

休もうと思っても

休んだら 落ちていった人達の様に

なってしまう のでは?

と言う 恐怖



健康に働けて

様々な困難を乗り越えて

着実に実力と実績を上げ

た 人達だけが 楽しめる

つまり 金がないと ツマラナイ街 東京



いつも 思っていた

あの小川で 水浴びをして

あの草むらでバッタとかカマキリとか捕まえて

あの夕日に映える トンボを眺める

楽しかったなぁ と



僕たちは 何に囚われて

生きているのだろう

みんな なんで マウントを

取りたがるのだろう



もう 捕獲されているのに