ミロ、いつ里に掲載していただきました。
いつ里から来て下さった方のために、
今日は改めてミロの紹介をさせて下さいね。
ミロは9月、飼い主にまとめてセンター持ち込みされた4頭のうちの1頭です。
持ち込まれた4頭全てがフィラリア陽性!
どんな飼われ方だったのか、想像できますね。
この子はさらに、お腹の皮膚炎と外耳炎を長年放置されていたようです。
お腹の皮膚は黒ずみ、耳道は石灰化していました。(聴力はあります)
現在、抗菌剤とステロイドを服用し、薬用シャンプーをすることで痒みは大分落ち着いています。
フィラリアの方はボルバキア治療を開始しています。
(ボルバキア治療についてはこちら → ★ )
性格はとても穏やかで優しく、吠えたり怒ったりすることが全くありません。
年相応の落ち着きもあり、一緒に暮らしやすいと思います。
何より、ヒトには全幅の信頼を寄せていて、とても従順です。
常にそっと人のそばに寄り添ってくれます。
こんなにヒトの好きな子が、放って置かれてどれだけ寂しく切ない思いをしたことでしょう...
今はまだ不安もあり、必死に甘えてきます。
多頭飼育だったこともあり、他犬とはそつなく過ごすことが出来ます。
小さな子にもとても優しいです。
ミロの怒ったところはちょっと想像できません。
8歳といえば、シニアに足を踏み入れたお年頃です。
今まで外飼いで繋ぎっぱなしだったと思われるミロ、
家の中での暮らしは初めて経験することばかりだったと思いますが、
預かり宅に来てから1ヵ月で、いろんなことをどんどん吸収しています。
フカフカのお布団が大好きになり...
シャンプーやドライヤーにも慣れ...室内トイレも既に覚えました。
とても賢い子です。
おねだりも上手ですよ~
お散歩の経験も少なかったようで、
はじめは前に向かって歩けず、リードの届く範囲をグルグルと回っていましたが、
今では匂いを嗅ぎながら楽しく歩けるようになりました。
力はそれなりに強いですが、ガンガン引いたりしないし、
いろんなことにゆったり大らかに反応してくれるので、
女性でも十分一緒に歩けますよ。
多頭飼育でも問題ないと思いますが、
まだまだ控え目なミロが、これからどんどん自分を出していくことが出来るように、
ゆっくりと向き合い、たっぷりと愛情を注いでくださる方にお願いしたいと思います。
ミロは12/23㈰のアグリドッグレスキュー譲渡会に参加予定です。
(譲渡会の詳細はこちらから → ★ )