リチャード・ウィルキンソン 「いかに経済格差が社会に支障をきたすか」
Richard Wilkinson: How economic inequality harms societies




【内容】
・社会の平均的な幸福度は、国内生産高や経済成長には 依存していない。
 →「大抵の人を信用できる」 格差大 15% 格差小 65%
・格差が大きいところでは 父親の所得は 非常に重要!
 北欧諸国での父親の所得は そこまで重要ではない。
 →アメリカン・ドリームを叶えたいならデンマークに行くべきです。
・格差を小さくする方法は問わない
 →スウェーデンと日本では格差を小さくするやり方は全く異なる。
・格差の心理社会的な影響 
 →優越感・劣等感・評価の高低・尊敬・軽蔑など、社会的評価に対する恐れが、増加する
・根本的な人の暮らしの質は、人々の所得格差を下げることによって向上できる。
 →上層部の給与やボーナス管領などの所得を制限する。


【感想】
「一億総中流」「平和ボケ」などといわれても、1991年のバブル崩壊前の日本の幸福の質は、高かったのだと思わざるおえない。
日産のゴーン社長が高額の報酬を受け取るなど、2極分化を促進するような企業もあれば、
トヨタのように、古き良き日本の風習を守り、幹部が自社の従業員に対しての責任を表すような役員報酬の企業もある。
日本が「総中流」を目指してきたことは間違ってなかったと思える。
バブル崩壊後の日本は、アメリカ型の経済システムをまねしようとして、国民性にあわず失敗に終わっているような気がする。
ここでもう一度、自分たちのルーツを見直し、「総中流」を極めるほうがグローバルの中で日本の地位を高めるのではないかと思った。
なぜなら、私たちの幸福度は「社会的評価に対する恐れ」に左右されるからです。


【English Learning Point】

"You should immediately wonder: What happens if we widen the differences, or compress them, make the income differences bigger or smaller?"
「次の疑問はこれでしょう。格差を広げたら あるいは狭めたら つまり所得格差を変動させたら どうなるだろうか?」

widen ⇔ compress
bigger ⇔ smaller

意味の対立する言葉の使い方が面白い。

【TEDのページはこちらから】
http://www.ted.com/talks/lang/en/richard_wilkinson.html
ブレネー・ブラウン:「弱さ」という力
Brené Brown: The power of vulnerability




【内容】
・自己信頼を持っている人は、自分が強く愛されていると信じている
 →彼らは”あるがまま”に生きている
・心のもろさを受け入れる
 →完璧を目指さない
 →あるがままをさらけ出して愛すること
自分はよくやってると信じること


【感想】
「自分が愛されていると感じているか?」
これは両親に愛されていないと感じて子供時代を過ごしてきた私には、「なぜ生きているのか?」という問いと同様に難しい問題です。
しかし、20歳を過ぎ、自分で自分を愛することができるようになってから、私は生まれ変わったと思います。
「あるがままの自分」を愛し受け入れることで、他人を許せるようになってから、人間関係はよくなってきたと思います。




【English Learning Point】

"life's messy,clean it up, organize it and put it into a bento box."
「人生は煩雑で、それを片付け整理し、弁当箱に詰めてしまいます」

きちんと整理されているという象徴として日本の弁当箱を使っているのが面白い!

【TEDのページはこちらから】
http://www.ted.com/talks/lang/ja/brene_brown_on_vulnerability.html