頭脳系の職業と、肉体系職業があります。
頭脳系の職業といえば、エンジニア、職人、アーティスト、評論家、研究職、科学者、弁護士なんかです。
体を使う職業といえば、モデルや女優俳優、アスリート、格闘家、ホスト、キャバクラ嬢、なんかです。
体を使う職業は若くして仕事を始める特徴があります。
女優俳優は若ければ子役として10歳未満から始めたり、高校生で読者モデルになったり、18歳を過ぎたらホストやキャバクラ嬢になったりします。
アスリートは中学生から地元の選抜スポーツチームには入り、高校受験も選抜でスポーツの特待生として入学します。そして、30歳過ぎたあたりから第二の人生を考え出します。その分野ですごく秀でている人はコーチや振り付け師となり、舞台裏で活躍する人もいるでしょう。
頭脳系の職業は大学、大学院まで進んだ後に、その後自分の人生を通してその仕事を長く続けるケースが多いです。
その二つの職業の中間に収まる職業もありますが、ここでは割愛します。
体に重点が置かれる仕事は比較的好感を与えやすい仕事が多いです。
モデルやアスリートってやっぱり外見が美しい人たちが多いです。
それに対して頭脳に重点を置いた職業って、すこし変わり者のイメージがあります。
アーティストやエンジニアなんかですね。
弁護士や医者くらいの頭の良さになってくると、そうそうなれる職業ではないので、バカにする人はまずいませんが、弁護士や医者も割と変わっている人が多いです。
ある特定の分野に対しては精通しているけど、それ以外になるとさっぱり、っていうケースが多いので、変わり者扱いされます。
英語でnerdといえば、”専門家”という意味以外にも”おたく”、という意味がありますが、この単語はものすごく的を射ているなぁと思います。
ではなぜそのように感じるのか。
やはり体は目に見えるので、外観にあるものが美しいと、入りやすい印象があります。
家でいうと綺麗に掃除された玄関みたいなものでしょうか。
それに対して頭脳系は、内面に特化しているので、入りにくい印象があります。
海底に沈んだ財宝を一般的な人は探したくないですよね。
友達に異性を紹介して、と頼んだ時に、タイプじゃない人を紹介された経験って誰でもあると思うんですが、そんなもんで、
紹介する側は、相手の性格に対してこいつはいい奴だ、という認定を与えますが、紹介された側はまず外見を見て好みか好みじゃないかを判断するので、こうゆう差が生まれるんですね。
外見を売りにする職業と内面を売りにする職業にもそれぞれ特徴があります。
まず内面系は、全体的になるのが難しく、なるまでに長い時間をかけて経験を積むことが要求されます。一方外見系は若いうちに才能が花開く人達です。
次に、肉体系、頭脳系職業は、実用的な職業と、非実用的な職業に分けることができます。
実用的な職業とは、日常生活で必要な専門家のことを指します。弁護士、医者、エンジニア、職人なんかです。
非実用的な職業にはアーティストやアスリートです。
外見を売りにする職業は全て非現実的な職業に分類されます。
非現実的な職業は、ある方がいいに違いないが、なくても用は成せる。代替が可能なものや、なくても問題ないものを指します。
スポーツ観戦をしていて、楽しいですが、お金がない時に野球観戦にわざわざ行く気になりません。
部屋に絵画を飾ったら壁が華やいでいいなぁと思いますが、壁になにもなくても、死にはしません。
自社の服をPRするのに無名なモデルさん、もっと言えば、自社の社員に着てもらえば、有名モデルに着てもらうよりかは費用は抑えられますし、よく楽天オークションなんかで、服だけの写真を載せている人がいます。それでも服の説明はできるんですね。
それに比べて現実的な職業、例えば、医者なんかは、病気になったら、行かなくてはいけない、と思うくらい強烈です。
エンジニアも同じです。自分で電気配線をするには様々な知識がいる上、間違えたら漏電、感電、火災という事態に繋がるので、素人知識で行うとまずいことになります。
現実的な職業で成功するのは、ある程度決まり切ったことをすればいいので、そうゆう意味で言えば簡単といえるでしょう。想像力ではなく、応用力が必要な職業です。
そうはいっても、弁護士、医者なんかを想像すればわかりますが、勉強量がものすごい量なので、許容量を超える人が多いので、誰でもなれる職業ではないです。
現実的な職業は、勉強が得意な人に向くと言えます。
それに対して非現実的な職業はなるのは簡単かもしれませんが、成功するのは難しいものが多いです。
そうはいってもモデルなんかは美しく生まれた人がなる職業なので、モデルみたいに、”なる”、ところから振るいにかけられて、成功するのに更に振るいに掛けられる職業もありますが。
これに当てはまるのはアーティストやホストなんかじゃないでしょうか。
アーティストは絵を描いたら売れる売れないに関わらずアーティストなので、なるのは簡単ですが、その仕事一本で生きていこうとするととても難しいです、なぜなら、材料費、制作時間、展示代、の三つの出費がでますが、一つ100万円で絵を売ったとして、ギャラリーに入る手数料20%、場所代、運送費、材料費などを引いて70万残ったとします。でもその作品を仕上げるのに3ヶ月かかったとしたら、一ヶ月23万円くらいです。つまり、初任給位の額です。
売れればいいですがね。
なので若いアーティストはバイトしながら、やっている人が多いです。無名のモデル、俳優にも同じことをしている人が多く見られます。
ドラマfriendsのジョーや、drop dead divaのステイシー、なんかが、私の知り合いの俳優志望の友人と被って見えます。
ホストも同じかなぁと思います。
道端でスカウトされて、契約を結べば簡単になれますが、そこから指名をとってお店、ひいてはお客さんに必要とされる人間でい続けるために日々努力しなければなりません。
生まれつきそうゆう、生きる術を身につけている人にとっては簡単なのかもしれませんが、バカ正直な人は成功しないと思います。
つまり、非現実的な職業には応用力が必要とされます。
これらの職業は特に勉強が得意でなくてもなれるので、ばかでもなれるように勘違いしている人たちがいますが、成功している人達を見ていたら、バカじゃないよな、と思います。
それではこの辺で^^