葬儀という場所で親族の人の言葉を聞きながら・・・思った事があります。

母と話していて・・・
「お父さんは言う事を聞かないのよ ダメと言う事も絶対にやるの K(私の妹)の言う事なら聞くのだけどね」と言っていました。(内心は父に拍手していました)

母にとっては、父の行動がひとつずつ母の癇に障っていたようでした。(最近はわかりませんけれど)

瞬間に、
「怒っている人の言う事なんか聞くはずないでしょ」と言ったのです。


昨日は 母の妹が夫の事を・・・
「言う事を聞かなくて・・・」と言っていたのです。

(誰が誰の言う事を聞くの?あなたが正しいの?)と思ってしまいました。

親族のある叔母も同じような事を言っていました。



この問題を真っ向から(命をかけて)教えてくれたのが 耕司君だったと思いました。


耕司君が生きていた時の事です。
ある時 自分のやり方を貫いて大成した人の話がテレビから流れていました。

それを聞いた耕司君が「これが出来た事がすごい事だ 僕は自分が正しいと思っているけれど 人の言う事を聞いてしまう」と言っていたのです。

表面的には人の言う事んか聞いてはいないのですけれどもね・・・


母や叔母と同じような環境で育ったので 私も、耕司君にも自分の正しさを押しつけて来たのでしょうね 

・・・というか、正しさについては押しつけたくないと自覚していたので 押し付けないように・・・と思いながら 押しつけて来たのだと思います。

その辛さを学び 同時にそれを打ち壊してくれたのが 耕司君だったのでしょう

耕司君の言葉で言うのならば・・・

「自分が正しいと思い 正しさを押し付ける時に戦争が起こる」「戦争とは、正義と正義のぶつかり合い」という事なんだと思うのです。 

 
その人の直感に従う事がどれだけ重要だと言う事もわかっているので、私自身は、「言う事を聞かないから・・・」「私の言う事を聞きなさい」と言う感覚が少ないような気がします。

でも違和感や感情が出るのは

今も、私自身が誰かの価値観を受け入れている事 受け入れながら怒りが生まれている事 あるいは 誰かに私の正しさを押し付けようとしている事に繋がるのですよね・・・

セッションしてみると早く解決が出来るので、グアムへ行く時の飛行機の中でもお願しようかな

で・・・最終的には

従っても良いし 従わなくても良い その状態になれば中庸です。

平たく言えば 従った方が良い時もあり、従わず自分の確信に居続けることも大事と言う事なのです。単なるバランスです。

きっとこれからの鍵になる事だな。。。と思いました。