職場で社長とお客様にお茶出し。
コーヒーと菓子を乗せたトレー
3人前を別棟へ運びます。
先輩方は、いつも
両手にトレーを持ったまま
うまく戸を開け閉めします。
私はそんな器用さを持ち合わせておらず
コーヒーをこぼさないように運ぶだけで精一杯。
なので、トレー1つを持って行き
戸を開けて元気にあいさつ。
そして、
「ひとつずつしか運べないので3往復します!」
とニッコリ宣言してきびすを返す。
『戸の開閉がなければ意外にいけるぞ』
『よしよし、これなら2往復ですむ』
両手にトレーを持って再び顔を出すと
先のトレーはすでに
社長の手によってお客様の元へ。
第2陣も社長にサポートいただき、
先輩方のようにお客様へ
”そそ”とトレーをお出しすることもなく
無事に(?)お茶出し任務が完了。
いやはや、なんとも
しまらない話しです.....。
ですが、私はそんな自分が好きと明言します。
以前の私は、
先輩方を見て『あるべき姿』を設定し
『自分もそうあらねばならぬ』と思い込み
できないことを隠す、取りつくろうなどして
無謀なチャレンジをしてしまうのがパターン。
うまくいくかどうか、イチかバチか綱渡りの連続。
ハラハラドキドキ、失敗すればドンと落ち込むことの繰り返し。
心と体(行動)を縛るマインドで、
自分をいつわり、自分にやさしくない生き方。
何が起こるかわからない次の瞬間に
いつもおびえ、身構え
疲れきっている現実でした。
それが、『等身大の自分をオープン』にして
『できることを一生懸命やる』ことに集中するようになってから
安心感をもって、のびのびと行動できるようになった。
楽に元気に生きる現実になっています。
うまくいかないことは、
協力やサポートを受けたり、教えられたりと
経験を積む・学ぶチャンスに変わる。
どうあがいたって、私は私。
無理して背伸びしなくてもいい。
"今"ここから一歩ずつ
人にも自分にも正直に生きる道を進んでいきたいですね^^