「すぐに答えを出せることが一番」

と、思ってたね。



例えば接客の場面。
問い合わせを受ければ

「待たせて相手の時間を奪ってはいけない」
「依頼・要求に応じなければいけない」

迅速に正確に、
スマートに対応しなくては。



思いとはうらはらに、
確認作業に手間取る。
スムーズに案内できない。



あるべき姿とは程遠い自分の対応に
申し訳なさ、もどかしさを感じるけど、

「やっぱり私はダメだ~」
なんて、へこたれなくなったのは成長。



「今度こそ!」
気持を切り替えて次の対応を
くり返すうちに気づいたこと。



私の不出来な対応に対して
文句を言われたり、
腹をたてられたことがない。

お客様の表情は一様に柔らかい。
希望商品が手に入らなかった時でさえ
「ありがとう」と言って去っていく。



即答、即解決できなかった。
要望にも応えられなかった。
なのになぜ?


目指すところは
「早く正確に適切に
求められるものを提供する」

でも、「それだけではない」
ってことがわかってきたね。



相手、お互いにとって
よりよい現実を、その場で一緒に
つくり上げていくこともできるんだ。



遠い理想の自分にとらわれ過ぎて、
できないと落ち込んだり
ただの自己満足で終わるくらいなら

今できる

「その方にとってのベストを精一杯提供する自分」
そこから目指していくのもいいよね。