毎週土曜日午前の津田沼での韓国語の授業が終わって、パリオリンピックのグッズを見に東京に来た。残念ながらお目当てのグッズは売り切れていて既に無かったが、せっかく東京駅に来たので、ここで昼食を食べてから帰ることにした。


昼食となると真っ先にやっぱりカレーが思いついた。そう言えば2年前に八重洲の地下にカレーストリートがあった事を思い出した。ここには4店舗あり、インドカレー1店を除いて他3店は日本のカレーだったが、その中で欧風カレーというのが目についた。確かに今まで欧風カレーという名称のカレーは食べたことがなかった。しかし昔から日本で洋食屋で提供されていたのは欧式カレーだという認識だ。基本的に日本のカレーは欧風カレーがベースになっていると認識している。

 

さて、この欧風カレーを提供しているのは「銀座スイス」というお店。メニューを見たらイチオシだったのが「元祖カツカレー」1400円。迷うことなくこれを注文した。またメニューには、辛味パン粉が無料で提供可能と書かれていたので、ついでにこれも付けてもらった。


カツは注文が通ってから揚げるので、出てくるまで思ったよりも時間がかかった。
カレーのルウ色はやや黒かった。見た目は大阪ピッコロのカレーのようにドロっとした感じだったが、食べてみると意外にサラッとしたルウだった。ルウにはミンチが入っていて、キーマカレーっぽかったが、これが味のコクを出していると思った。また白ご飯がピカピカ光っていたので、良いお米を使ってると思った。元祖欧風カレーということで、スタンダードなカレーだった。

 

個人的な評価としては、80点を付けたい。20点足りないのは、ルウが大阪インディアンカレーのような中毒性を感じる味では無いところだ。私が探し求める個性的な味のカレーに早く出会いたいものだ。