本社が幕張から汐留に引っ越して来て既に半年以上にもなるが、普段は自作弁当を持参して食べているせいで、なかなか昼休憩時間に外食する事はない。今日でやっと4回目の外食である。
実は昨日新橋でカレーを食べに行こうと行っては見たが、1軒目は臨時休業、そして良さげなカレー屋さんが銀座にあるのを見つけたので、30度を超える暑さの中、行ってみたが店が狭すぎて客が数人しか入れない店で、しかも満席でしばらく空かないと言う事で諦めて、結局新橋に戻って来た。再度カレー屋を探す元気はなく、いつもの「かつや」でカツ丼を食べるつもりでかつやに来た。しかし実際に選んだのがロースカツ定食だった。ロースカツ定食を待っていると隣にはカツカレーが運ばれて来た。カツカレーがあるとは知らずに不覚にもトンカツを注文してしまったので、カツカレーに変更できないかと思ったが、ほぼその瞬間にロースカツ定食が運ばれて来たのでカツカレーへの変更はあきらめざるを得なかった。そんな昨晩の気持ちを引きずって今日のお昼はカレーを食べると決めていた。
そして今日、11時半になり職場の先輩と一緒にお昼ご飯に行く事になり、「今日はカレーを食べませんか。」と提案した。先輩は職場のビルの2Fにカレーレストランがあると言った。私は昨日ネットで見てたらその店はインドカレーと書かれていたので、どの店は敬遠していたが、先輩によると、その店はインドではなくジャパニーズカレーだと教えてくれた。それで安心してその店に行く事にした。その店の名は「炒咖哩インドチャオカリー」
実際店に行ってメニューを見るとインドぽくなかった。カレーのベースは、数種類あって、私はトマトベースのチキンカレーを選んだ。そして辛さレベルを選ぶ様になっていたので、5が辛口と書かれていたので5辛を選んだ。5辛以上も考えたが、値段が高くなり過ぎるので今日はやめておいた。ご飯の量は普通の300gにして注文を終えた。先輩は3辛のチキンエッグ野菜カレーを注文していた。先輩の方が先に運ばれて来たのを見て驚いた。カレーのルーが平べったくして皿に盛ったご飯の中央部に載っていた。しかもあまりカレーの色をしていなかった事にも驚いた。
程なく、私が注文したトマトチキンカレーもやって来た。私のカレーも同様の盛り方だった。
とりあえず真ん中のカレー部分だけを食べた。辛さ自体は私にはやや物足りなかったが、美味しさを感じるに足る辛さレベル十分だった。トマトの酸味が効いていて鶏肉も柔らかくて、美味しいカレーだった。しかしカレーの味は癖になるような特色があるわけではないので、リピーターにはならないかも知れない。但しこの店には味のベースがほうれん草、グリーン、たまご、ベーコン、エビがあるので、まだ結論を出すのは早いと思った。次はベーコンエッグを食べてみたい。店を出ると12時を過ぎていたので、テイクアウトの客と、外で待つ客の行列が出来ていた。この行列を見てカレーは夏向きの食事だと思った。