中国生活日々色々@北京 -34ページ目

中国生活日々色々@北京

中国生活5+年になります。こちらの大学に来て卒業、現地で就職し、基本定時上がりのお気楽(?)会社員しています(ずっと北京)。中国人に囲まれた生活しています。

私が中国での就職を決めたのは複合的な理由からです。

 

 

・日本人の働き方無理

小さい頃からずっと母が働いていたのを見ていて、毎日早起きして1時間以上バスと電車に揺られてそれを何十年も続けるって今でもすごいことだと思っているし、でも同時に、週末は仕事の疲れを取るためにあるようなもので、仕事以外に特に趣味もなく、何か全然楽しそうに見えないような生活、私にはできない、将来したくないと思っていました。

母は入院中の亡くなる直前まで仕事の復帰を考えてるような人でした。

生真面目な性格+そういう世代だったと思うんです。

もっと言うと、母が平均寿命よりずっと早く亡くなったのは、一因として働き過ぎもあったと思う。もちろん、そんなの知る術はありませんが。

 

自分は将来どんな働き方をしたいんだろう?って小さい頃からずーっと考えていました。

疑問に思うっていうことは自分の当時唯一知っていた、親の働き方に違和感をすごく持っていたんですね。(親が働いていたこと自体には感謝こそあれど、何の異議もありませんでした。)

親が自分の働き方に何も疑問を持ってなさそうなことも不満だった。

もっと会社の近くに住めば通勤が楽になるのに…とか、小学生の頃からずっとあった。

でも、そういう子どもの意見を聞いて少しでも考慮するような親じゃなかったし、実際家のローンがあったから無理だったんだけど。

今では仮に両親が働く人じゃなかったら、こんな風に考えることもなく、自分も今頃日本で何も疑問もなくこれが当たり前なんだ、これが社会人なんだって無理してでも働いていたと思うから、今になってやっと、労働観についてこんなに早くから考えられたことはとてもラッキーだったんだと思えます。

 

後は、バイトができるようになってからずっと感じていた、トイレ休憩でホッとしたり、朝起きるのや通勤が仕事のせいで嫌だったり、上がり時間が楽しみだったり、月曜が来るのが鬱だったり、月々の給料のためだけに、そういうつまらない学校生活の延長のような毎日の繰り返しをしたくありませんでした。

短期間ならそれも貴重な経験の一つとしていいかもしれないけど、本当に人生の時間の無駄。

そういうのも含めて仕事、というのが常識というのは知っているけど、どうせ仕事をするなら純粋な業務が忙しいのとは違うストレスを極力まで減らしたかったのです。

そういうのは全て、私にとっては純粋に仕事の効率を上げる"いいこと"にしか思えないんですけど、日本ではこういう考え方は今でも多数派ではないんだと思います。

 

…まぁ一言で言うと、日本労働環境ksだから嫌だよって事ですww(ちなみに子育て環境も同じ。だから日本で仕事・子育てできない、したくない。それをこなす能力も耐性も根性も持ち合わせておりません。)

給料なんて上がらないくせに、ダラダラ残業を奨励するような会社も無理。

定時で終わらせたい!定時で終われるように時間内に頑張った方がよくない?

人間の1日の中で集中できる時間なんて決まってるし、そもそも今の時代、客観的に殆どの人間はそんなに仕事する必要すらないと思います。

給料なんて上がりやしない、会社自体いつ潰れるか分からない時代に、決してわがままなどではないと思う。

ちなみに今いる中国のIT企業ですが、8時半過ぎると会社に誰もいませんww

ベンチャーですが、CEOですら夜はちゃんと帰る。家で仕事とか勉強してるでしょうが。家庭あるから当たり前だと思う。

日本で育児とか就業環境が永遠に変わらないのって超無理して我慢してる人たちがいるからで、極端な話、こうやって私のように日本人女性が海外に大量に流出して仕舞えばいいと思ってる。それは国家に対する究極のボイコットだから。

日本は好きだけど、自分の人生を犠牲にしてまで日本社会が変わるのを、とてもじゃないけど待っていられないですよ。

だから若い人には、男女関係なくだが、まぁ個人的には特に女性に、早いうちから海外に出た方がいいと言いたい。もちろんデメリットもあるが、メリット-デメリット=で何が残るのか、それは自分で判断して。早いうちならそれが実際にどうなのか、確認する時間だって十分ある。

日本人は真正面から権威と戦ったり、自分たちの権利のために戦うために団結しないから、社会や体制はダラダラと永遠に変わらないですね。(それが安定性をもたらしてるのもまた事実ですが。)でも、黙って我慢して耐えるよりは、何かしら動いた方がいいです。それが他人の目からは逃げとしか見えなくても。自分の人生なんだから。

私が中国に来て学んだことの一つは、中国人のフットワークの軽さです。彼ら、特に会社などは給料上がらなくて嫌、ここで頑張るの無駄だと思ったらあっさりと離れます。なので流動性も高いです。

 

 

・女だから

まぁなんだかんだ言って日本では歓迎されません。本音のところではね。

今になって女性活用とか言ってますが。都合良く活用、なんて言われる身にもなってみろ…と。

職種・職場によるでしょうし、今のご時世そんなことない!と言われるでしょうが、特にある程度年齢行くと、女性だからというプレッシャーはあると思います。

働く意欲はあるが、男性と全く同じように働くには体力的に難しく、結婚出産したらもっともっと無理。

この点は中国での方がのびのびと仕事ができそうと判断し、事実、できています。(結婚出産はしていませんが。)

 

・給料も安いが、物価も安いので残る金は一緒だったりする

こちらでは交通費、光熱費、食費・・・全て安いです。節約する必要がないくらい。

家賃についてはエリアによっては東京と変わりませんが、少し離れれば東京よりは安くすみます。

 

・中国語忘れたくない

何と言ってもこれが決定的かもしれません。

日本ではなんの仕事しようと中国語使いません。

せいぜいガイドか翻訳か不動産業くらいでしょうか。でも、どれも興味ないし、ガイドはバス酔い船酔いすごいので(スキューバダイビングで水面の波に酔い、吐くレベル)適性的に無理、翻訳は在日中国人が沢山いるでしょう…。

 

 

~中国で働いた感想~

 

私の今いる会社についてですが、中国系企業で社員50人以下で社員の95%は中国人のITベンチャー企業です。

CEOも中国人で、中国とアメリカの最高学府出身で今まで出会った人の中では学歴だけで言うと、もうダントツで優秀な方です。

全然気取ってなくて、部下として素直にこの人について行きたいと思えちゃう大変魅力的な方です。

いびるとか怒鳴るとかもありえませんww多分それやっちゃうと下がついてこないんでしょうが。

また、同僚の方々も本当にみんないい人です。

業種柄圧倒的に男性が多いですが、30代~の若い人が多く、みなさんほとんど既婚。

日本人は私しかいないのですが、日本とのやりとりがとても多いのに日本人は私しかいないので、部門を超えて手伝うことがあって、まぁまぁ大事にされてます。

そもそも中国で仕事したがる日本人女性が少ないので、その点も珍しがられてると思います。

 

・イジメがない

日本だとバイトを含む仕事場には、どこ行ってもイジメのようなものがあったというか新人に意地悪な人がいた気がします。

中国人は同僚とは友達になっちゃうと聞いてましたが、これマジです。レストランとか入っても店員同士ワイワイ楽しそうにしてるし。

自分の仕事さえちゃんとやってれば(また出来ることを進んでやれば)人間関係はあまり心配ないでしょう。

ストレスになるような人間関係はありません。

 

・上下関係がない

これも心配は及ばず、肝心な仕事さえちゃんとやってれば問題ないな、と思います。

私の先輩(先輩や上司というより、関係は完全に同僚的なのでこの呼び方自体に凄い違和感)は年が近くて日本留学経験があって結構相性いいですww

日本でいうと先輩なのですが、私は全然気使うことがありませんw…しかも初日から。(それもどうかと思いますがww)

後輩を威圧することもありません。分からない事は色々教えてもらいますが、”指導”っていう感じじゃない。”教育”ではもっとないw

寧ろ彼の方が中国人なので一個一個の仕事の詰めが甘々でいい加減だったりするので、逆に私が指摘したりしてますww

日本はタテ社会などと言われますが、中国はヨコ社会ですね。この違いはあまりに大きすぎます。中国人組織と日本人組織の最も違う点と言えるでしょう。

あと、中国人の性格柄、日本人にはちょっと耐えられないくらい大雑把でして、最初からミスありきでやってるところがあります。

仕事としてそれでいいのか?という問題はさておき、そんなこんなで業務上のプレッシャーがそもそも少ないです。

逆に、彼らの性格的に最初からプレッシャーガンガンにかけてやると逆効果なんではと思います。

仕事を進めるペースも違うので(遅い!)、せっかちな日本人として時折イライラしますw

でも、全体的には特にプレッシャーがない分、緩む時もあるけど、私はこの方が楽ですww

性格ですね。私はプレッシャー過多になると絶対に失敗が多くなるタイプです。

無駄なプレッシャーかけてくれんな、って感じです。

 

この2点、すごいですよねww日本人とは全然違います。

半分くらいは業種のせいでしょうが、超ラフです。

日本だとこんなの仕事してるって言わないでしょwwって感じの仕事ぶりの人もいます。

暇な時はずっと映画見てたり。とにかく先輩後輩の関係がありません…。人間関係、業務のプレッシャー共に日本で働くよりはずっとラクです。

特に私は基本コミュ障で、ほとんどの個人的付き合い(お友達)以外の全ての人間関係を面倒くさいと思っちゃうkz人間なんで、こういう環境で働けてほんと、ラッキーですww

 

要はこいつは仕事出来る!と思われれば、それだけでOKなのです。

私はそう思われるよう(というかその一点だけは何があっても外さないよう)頑張っております。

仕事をする上で会社にどう貢献できるか?を考えるのは当たり前であって…でもそれ以外に、人間関係で面倒臭いと言うことはありません。友達になっちゃうんです。

半径○m以内で人間関係が完結する中国人らしいです、ほんと。

 

 

~中国就職をオススメしない人~

 

・中国が嫌いな人

中国と中国人と合わない人。中国語にも興味ない、理解したいとも思わない人。これは留学と一緒ですね。来ても苦痛なだけです。生活自体がストレスになってしまいます。

一般的に、基本的には男性の方が異国での適応力は高いでしょう。年取ってから初めて来ても全然大丈夫だったりする。

 

・中国でキャリアを積みたいと思わない人

これも当たり前ですが。現地採用などは日本に帰った時にあまり有利になると思えません。特に男性は給料安い上にキャリア的に微妙になってしまう可能性があるので、新卒でいきなり中国現地採用とかほとんど聞かないですね。

上記に書き連ねたように、逆に女性にはオススメです。

 

 

あとは、駐在員のポジションで来るというのもいいと思います。何より給与と福祉が桁違いです。

また、専門技能がある人はある程度年取ってからでも、中国語ができなくても(学歴すらなくても…)ビザが取れるので、あまり急がなくてもいいかも。

私個人的にはできるだけ若い時に来た方が面白いと思いますが、それでも、中国で転職しやすい・ビザが取りやすい専門職の人は年取ってからでも遅くないと思います。

ただ、労働許可の条件は年々難しくなっていて、例えば60歳以上など高齢になると、それなりの特別な能力またはポジションがないと、難しくなります。

中国は基本的に非技能労働者の労働移民はいらない国なので、労働許可(=ビザ)の問題は考えておいた方が良いです。(取りやすい/取れるとは限らない。)

 

 

~中国的就職の常識~

 

・面接でスーツ着ない

会計事務所とか、コンサルタントとか法律事務所とか、如何にもなガチガチの業種以外、面接または勤務でスーツは着ません。

あと、例えば日系企業は日本の慣習に習うので必須です。

業種とか会社によりますが、面接も汚くなければスニーカーで行ってもOkです。

まぁもし、汚いスニーカー履いていっても別に見てもいないと思うけどww

IT企業ですが、私は学校に行く格好で面接行きました。(友達数人にどんな格好で行くべきか聞いた上で。)

経歴とか経験とか実際に喋った感じの印象の方が大事なんですね。

 

・最終的には関係(グアンシ)

これは外国人にはあまり関係ありませんが、中国人が何かをする時に最終的に頼るのは人です。

中国は基本的にアメリカや日本のように公平性に重きをおく文化ではないです。

就職もそうで、北京などの大都市は全然公平な方ですが、地方に行けば行くほど(そもそものポストが少ないこともあり)酷くなるようです。

色々聞きますが、そういった場合は(コネが必要とされる情況では)どんなに能力があっても、コネがなければたどり着くことができません…。

賄賂とかも酷くて、基本、これも地方でより通用しやすいようです。

まぁ外国人はそもそもその外にいるので、いろんな意味で楽ですが、中国人を見ていると、本当に大変だなぁと思います。