昨日(8月25日)、北京ニーハオ二胡福岡教室&朗読セミナー発表会を開催致しました♪
出演された皆様、素晴らしい発表を本当にありがとうございました!

まず今日は最初に朗読セミナーの様子から投稿させて頂きます^^
(二胡教室の発表の様子は、後日投稿します。)

今回、朗読セミナーからは3名の生徒様が朗読発表をされました。三人とも一文字一文字丁寧に、そして非常に流暢に朗読をされていて、この日のために一生懸命に練習をされてきた様子が聞いている私達にもよく伝わって来ました。素晴らしい朗読に改めて中国語の美しさを感じました。
また、漢詩朗読に合わせてうっとりするような二胡の演奏をしてくださった日下先生、分かりやすい解説と流れるような漢詩朗読をしてくださった生徒代表の奥田先生、きめ細かな発音指導と朗読のお手伝いをしてくださった蒋晶先生✨先生方もとても素敵でした✨





昨日、生徒様が朗読されたのは「行香子」そして「水調歌頭」でした。どちらも政治家、詩人そして書家でもあった宋の時代の「蘇軾」が詠った詩です。蘇軾は宋代最高の文人と称され、更に政治家としても活躍しましたが、政争により何度も左遷を経験しています。

「水調歌頭」は、家族と離れ蜜州(山東省)の知事になった頃の蘇軾が、中秋の名月を詠った作品です。
人には悲しみと歓び、別れと聚合(集まり、出会い)、そして月には、曇りと晴れ、満ち欠けがあります。人も月も完全な形を保つのは難しく、何事においても満ち足りた状態は保ちにくいけれども、離れて暮らす愛する家族の平穏無事を願い、千里の距離があっても美しい月を一緒に眺めて月を介して心を交わしたいという気持ちが込められた詩です。



非常に難しい詩ですが、感情を込めながら立派に朗読された生徒様✨来場された方々からは「友達に誘われて来ました。普段中国語に触れる機会はあまりありませんが、中国語の響きがきれいで聞いていてとても心地よかったです。/素敵な漢詩朗読だったので帰って大学生の娘に話してみたら中国語に興味を持っていました。/司会の方の説明がとても良くて漢詩がより楽しめました。」等のお声が届いています。謝謝!

生徒様、また次回も期待しております!お疲れ様でした!