日本には尺八や笙、篳篥(ひちりき)など、古来より美しい音色で
人々を魅了してきた楽器が多くありますね。


中国にももちろん「伝統楽器」と呼ばれるものが多くあり、
今でも京劇や地方劇(福建のミン劇については後日ご紹介予定!)で
使用されています。

また、公園や広場に集まってプロ並みの演奏をする方々のおかげで、
中国の伝統楽器は、日本の伝統楽器より日常で目にする機会が多く、
市民にもなじみのあるものです。




前回中国に少し長く滞在した時に、中国の伝統楽器の一つ「竹笛」の基礎を
かじってきました。


福建の楽器店(中国語は琴行と言います)



竹笛

日本のと少し違うのは、吹き口のすぐ横に穴があいていて、
ここに膜を張ることで音に深みを出すところです。
この膜がきちんときれいに張られていないと、音が割れたり、
高音がうまく出なかったりするんです。
これがまた、なかなか張るのが難しいという…


他にも沢山楽器があったので、写真を撮って来ましたよ!


古筝(左)と琵琶(右)



葫芦丝(左上)、京胡(右上)、二胡(右下)



この葫芦丝という楽器は、雲南省のものです。
瓢箪に笛がついています。
竹笛と違って、息を吹き込めば必ず音が出るそうで、難易度は低いとの事。



月琴


それぞれどんな音がするんでしょう。
もし中国で演奏を目にする機会があれば、それぞれの楽器の音色に耳をすまして
みて下さい。


さて、上でも紹介した二胡ですが、当校では二胡教室を
開講しています。
色々な楽器とのコラボレーションする演奏会も行っていますが、
それをきっかけに習われる方もいらっしゃるんですよ。

一昨日ブログでアップしましたが、今月も演奏会があります。
http://ameblo.jp/beijing2180/entry-12093666205.html


演奏会、二胡教室にご興味があれば、
北京ニーハオ中国語センターにお問合せ下さい!
TEL:092-714-3005