ウルムチ3日目は友達のおじさんが「南山」というところに連れて行ってくれました。南山は天山山脈の一部だそうで針葉樹林のロシアの自然に近い場所でした。行く途中羊の放牧に出会いましたが、羊が道路を占拠していました。先頭にはロバがいて・・・テレビでしか見たことのない光景でした。おばさんが生きている鶏の羽を掴んで歩いている姿も見ました。そのおばさんはどんな時も鶏の羽を離しませんでした。逃げたがっている鶏をみて(後で殺されて食べられるんだろうなぁ)と思うと切なくなってしまいました。南山に着いた途端余りの寒さにびくっり!!半袖では外にいられないくらいで・・・昨日のトルファンと全くの正反対でした。でもとってもきれいで、マイナスイオンたっぷりでp(^-^)q南山は「カザフ族」の方が暮らしています。ウイグル族の方とまた違う顔立ちで。。。ロシア人に近い顔立ちでした。とっても揺れる馬車に乗って滝があるところまで行きました。滝の近くは針葉樹林が生い茂っていて本当に「ロシア」みたいな感じを受けました。昼はゲルで羊肉のシシカバブとナン(新彊名物)を頂いて、馬の乳を発酵させたお酒も飲みましたが「まずい」の一言で(・・;)カザフ族が飲むお茶も頂きました。この日の南山は10度ぐらいでした。前日のトルファンは40度ですよ!!あまりの温度差にびっくり(笑)

帰り道「アジア大陸中心」というところに行きました。ウルムチはアジア大陸のちょうどど真ん中だそうです。アジア各国の石碑があったのですが何故かモンゴルと日本の石碑の国旗がなくなっていて・・・しかも日本の石碑には反日メッセージが( ̄_ ̄ i)こんな遠くのウルムチで反日体験をするとは夢にも思わず。おじさんはバングラディシュの国旗を見て「日本」と言ってたし(^_^;)軍人が大勢乗ったトラック数台にも遭遇しました。おそらく人生の中で軍人に出会ったのは初めてです。

夜はお母さんが雲南省の民族料理を食べさせてくれました。あっつい麺の中に色んなものを入れて食べました。お店の女の子が日本に興味を持っていて日本語を少し教えてあげました。

毎日毎日色んなことを経験させてもらいみんなに感謝の毎日でした。