「サンシティ:8910」

好調です。

2004年11月@89000円/株⇒2005年9月@151000円/株

170%上昇しました。これは出来過ぎです・・・

どうやって銘柄選別するかは人それぞれ、千差万別。

私の場合、「負けないやり方」を実行してます。


同業他社でのPER比較、PBR比較、

そのほか決算書から読み取れる様々な情報。

堅く言えばファンダメンタル分析と言う方法が私のやり方です。

企業がどの程度利益を上げているかを調べるには、「損益計算書」というものを見ます。

損益計算書は年毎の決算をまとめたものです。
企業が本来の業務(本業)で利益を上げているかどうかは、営業利益によって分かります。

(保有株をその年に売って特別利益をべらぼうに出しても、それは営業利益とはなりません)

またEPS(1株当たり利益)が高いことは、その株の価値がそれだけ高いことを意味します。

EPSが高いかどうかはやっぱり同業他社との比較が重要。

日本の市場って不思議で、特殊だと僕は思う所があるのですが・・・


ちょっとだけ難しく言いますがPBRと言う指標があります。

一株当たりの純資産(株主資本または自己資本)に対し、

株価が何倍まで買われているかを表わしたのが株価純資産倍率(Price Book Value Ratio)。


PBRが1の場合

@株価と一株当たりの純資産が等しい。

@一株に対する投資金額と一株当たりの解散価値が一致しています。

「ここがpoint」

もし会社が解散すれば、投資金がそのまま戻ってくるというような感じです。

つまり投資金額のリスクがないことになります。

理論的に株価は一株当たりの純資産より高くなるはずなんですが、

実際の日本市場ではPBR1割れの企業があります。


この辺が株価を意識した経営をしていないと言われる部分かもしれないですねぇ。日本企業。


こういう株はごく稀ですが、

PBRが1に近いような所はものすごく多くあります。


持っていたら、少しだけど配当金が毎決算ごと(企業によりけり)入る。

万が一解散したとしても元本が下回らない。

株価が値上がりすれば、市場に売りに出す事も可能。(実際はこれをみんな狙っちゃいますけどね)

株はやり方によってはバクチです。

やり方によっては金利のいい定期預金的な要素もある気がします。(元本保証はされませんが)

私は本当にせっこいやり方しかしません。

だから株で大儲けは狙いません。

例えばリスキーな新興企業(新興市場にすら・・・)にはまず手を出さないですねぇ。

利益を出していない会社に投資は考えられない派。



「以下は個人のホザキ」

番外的にですが、1流と呼ばれていた企業が落ち目になったようなモノは大好きです。

2000~1年あたりのゴーン改革当初の日産。

牛肉偽装、食中毒事件などを起こした経営再建中の雪印乳業(今年度から黒字に復帰予定)。

今で言えば、ソニーショックとも言われ、絶対的ブランド価値を失いかけたソニー。


実力のある会社は、

落ちても這い上がってきます。(と思います。)

雪印は色んな人に買うぞ買うぞ言いながら。。。自由資金を留学資金に奪われたので買えてないです。

去年暮310円位の時あって、もう今は430円位だったかな。たった半年で40%位UP。

もったねぇことしたなぁ。