中国香港イミグレ

中国出国手続きして香港に向かう列車の待合室。

ここでは黒人、白人がすごく多かった。


まず前回の続きから説明。


7/21 

広州東駅に朝7時について、コンビニで広州の地図を購入。となりには香港の地図があった。。。

キレイで近代的な駅だなーと思って、ぐるぐる周っていると・・・


広九直通列車の看板。(広州-九龍(香港)の意味。)


・・・・香港。

・・・・。


とりあえず広州駅の中心へ向かおうとバスターミナルへ向かい、バスを発見。

乗ろうかなと考えたが・・・ちょっと考え直してみた。

ここまで中国を旅してくると、バスに乗ることも地下鉄に乗ることも大して難しく感じてこなくなる・・・

つまり「ツマラナサ」を感じ始めていた。


そこに「香港」の文字。


「あーーーー、もうこのまま行っちゃうか!」

って事で、急遽香港行きを決定。


広州駅はすっとばして、九龍駅までの切符を急いで買いに行く。

窓口のおばさんが英語で対応してくれた。

既にここで香港を感じる。(英語はなまっていたが・・・)

9時40分発で2時間程らしい。12時前には香港に着く予定。

運賃は210元。

26時間乗った寝台が201元だったのを考えるとココでも香港を感じた。


陸路で国境を越えることがなぜか大好きなので、

香港を目の前にして我慢は出来なかった。


中国側で出国手続きを済ませ、国際列車に乗り込む。

明らかに中国では無い雰囲気がここから始まっていた。


広州からシンセンと過ぎ・・・香港に入っていく列車。

列車から見える駅はいつしか広東語+英語表記に切り替わっていた。


12:30に九龍駅に到着。

香港のimmigrationを初体験。

特に何も質問されず・・・意外とつまらなくENTRYCARDを受け取られパスポートを返却された。

さて、香港に来たは良いが・・・さっぱり方向がわからない。下調べもしていないし。

200US$を香港$に両替し。

いつものように売店で香港地図を購入。

んーーイマイチわかりにくい。

とりあえず中心部へ抜けるように直感を建物の景色を頼りに歩き始めた。


途中でやっと現在地を地図で把握でき、

いつしか聞いた覚えのあった香港で安宿が入っている重慶マンション(ビル)と言うのを求めて歩いた。

途中で色々な人にこのビルを聞きながら歩いた。

重慶ビル

安宿が多数入っている(インド、アフリカ系の人が集まっている)。

重慶マンション。


ここにたどり着き、1泊100HKD(1500円)を発見。

東京の物価と変わらない香港の事を考えると格安だ。

まぁ部屋にはただベットがあるだけで他には何も無いような1~2畳の部屋だが。。。


部屋に荷を置き、身軽な格好で香港を散策。


・・・・・・

・・・・・香港か。

・・・・海渡ればマカオか。

・・・マカオ・・・マカオ・・・


5年前辺りからすごく行ってみたかったマカオ。

ポルトガル領土から99年に中国に返還されたが、

東洋と西洋が混在した不思議イメージいっぱいのマカオ。


あぁ明日にゆっくりとっておこうと思ったマカオだが、

またどうしてもすぐに行きたくなってしまった。

時刻はすでに15:00。


手持ちバッグの中にパスポートがあるのを確認し、

その足でフェリーターミナルへ向かった。

マカオ行きのあるターミナルを探し出し、マカオ行き切符購入。

運賃140HKD(2100円)、所要時間1時間20分。


12:30に香港に入国したのに・・・

15:30に香港を出国する手続きをしている・・・。

今までの中で最短記録だ。3時間。

飛行機のストップオーバーでもこんな早くないんじゃね?

手続きを済ませ、フェリーに乗り込んだ。

揺れのひどいフェリーに揺られるとまもなく大雨になってきた・・・。

1時間後マカオに到着。大雨はやんでいない。

今回はフェリーの中でENTRYCARDが配られた。(当たり前だが)

船から外国へ入国するのは初体験。

マカオのimmigrationでも何を聞かれるまでも無く・・・3ヶ月もの滞在許可をもらった。

マカオに3ヶ月もやる事無かろうに・・・。


マカオ

右の大きなビルはCASINO「ゴールデンドラゴン」。


マカオに降り立つと・・・。

あぁなんだか少しショック。

イメージと違った。

もっとポルトガルポルトガルしてるものだと勝手にイメージしてた・・・。

町の看板にはポルトガル語表記がされていて、それなりに雰囲気はあるが。

ビルとか車とか建物とか。あんま他国と変わらんなぁと。

そんななかでも「CASINO」は健在だった。

街のなかにいくつものカジノが見受けられた。


が。。。

やってしまった。

カジノで巻けた訳ではない。

格好の問題。

Tシャツ、ハーフパンツ、サンダルという旅の格好そのままで来てしまった。

つまりは・・・

カジノの中に入れない。

入り口でこの格好では拒否されるのであった。

せっかく来たから見たかったのですが・・・残念。


という事で、マカオではそれほどやる事もなく・・・すぐ出国。

また最短記録更新。

滞在時間2時間強程度。(3ヶ月も滞在許可もらっておいて申し訳なく感じる)


帰りのフェリーは無いとフェリーになるとのことで、

運賃170HKD(2550円)も取られた・・・。


そして香港に戻り、1日で2度目の入国を果たし。。。


激動の日はそのまま終わりを告げた。