あれは大学3年になったばかりの春。
前のアルバイトをやめ、新しいアルバイト先を探していた私。
ちょうど近所だけど、あまり通らないようなところにあるコンビニが求人を募集していたので
面接を受けに行った。
面接をしてくれた店長さんが、履歴書をみて
「外国語大学に行ってるんだ。第2外国語は何?」と聞いてきた。
「スペイン語です」
「そうかー、おしいなー」
何が?と思ったらなんと!このコンビ二には中国人が3人も働いているとのこと。
「中国語だったら教えてもらえたのにね」
それって、採用ってことですね。よかったー。
っていうか、仕事中に中国語の話とかしちゃってていいんですか?
いやいや、それより、中国人3人って!すごっ!!
外国語大学通ってるっていっても、中国人には会ったことないよ。
なんかもー、いろんな考えが頭をぐるぐる回って軽くパニック・・・。
とりあえず、1週間後から来てね、ってことで、面接は無事終わった。
面接後、ちょっと興奮気味になってしまった。
中国人!?おもしろそう!!
いろいろ話聞いてみたい!!
しかし、かなり人見知りの私。
大学でも、外国人留学生はわんさかいるのに、話しかける勇気がなくて
外国人の友人は一人もいなかった。
しかし、コンビニなら2人だけで仕事をするわけだし、割と普通に話できるかも!?
期待に胸を膨らませた。
さて、一週間後、初仕事に向かうと、いました!!中国人!!
とりあえず、その日あったのは3人のうちの1人。
その人こそ、今の私の旦那なのでした。
つづく