約3時間の空の旅を経て、いよいよ北京に上陸。

中部国際空港でも感じたことですが、とても空港が広くてきれい。

福岡空港も広いと思っていたけど、比べものにならないくらい広くって…


北京国際空港

私たちが降りた場所は確か第3ターミナルで、バスで入国ゲートがある建物に行ったのですが、荷物を受け取ってからロビーに行くまでも遠くて、全自動の電車に乗って行かなければなりませんでした。


空港のリニアモーターカー


とにかく圧巻というか…

10年前に高校の修学旅行で訪れた北京の印象と全然違っていて、戸惑うことばかり。


さて、その電車に乗って移動しはじめたときに、福岡から一緒だったらしい1組のご夫妻と出会い、少しお話しました。

このご夫妻とはホテルの部屋も隣どうしで、何かと親切にしていただき、旅行を通して1番交流があった方たちでした。


ロビーに着くとオリンピックモード全開で、幕とかモニュメントとかたくさんありました。


オリンピックの幕


オリンピックのロゴ


ロビーには出迎えの人もたくさんいて、なかなかガイドさんが分からず、ようやく見つけて全員揃うまで休憩。


それからバスに乗って移動。

ホテルまで引率してくれたガイドの張(チョウ)さんは明るくて、聞き取りやすい日本語で北京のいろいろな情報を教えてくれました。


宿泊先の「北京国際飯店」に到着し、ホテルの入り口を入ると、さっそくセキュリティチェックが。

オリンピック期間中はいたるところでセキュリティチェックが行われているということだったので、緊張しながら待っていると、チェックなしで入っていいとのこと。

ロビーで待っている間にもいろんな宿泊客がセキュリティチェックを受けていたのですが、ブザーが鳴っても止められてなくて「意味があるの?」と疑問に思ってしまいました(笑)


部屋に荷物を置き、少し休憩して、フロントで両替して、時間があったのでお土産屋さんをのぞきました。

店員さんは少し日本語が分かるらしいのですが、見てるだけですぐ近寄ってきて勧めるので、なかなか断るのに困ってしまいました。


いよいよ初日の夕食です!







中部国際空港から北京へは約3時間くらいです。


離陸後、しばらくしてから機内食の時間がきました。


乗った飛行機が中国国際航空だったので乗務員さんはほとんど中国人。

同じツアーに参加している日本人が近くでかたまって座っているにも関わらず、中国語で飲み物のオーダーを聞かれて、全く聞き取れず。

ようやく英語で聞いてくれたのでよかったのですが…


機内食は相方と相談して、鶏と肉を1つずつもらって交換しようということにしました。

メイン(鶏か肉)とサラダとパンと…なぜかおまんじゅう。

しかもパンがあるのにメインにはご飯や焼きそばがついていました…


機内食(まんじゅう)


北京へ向かう飛行機の外は雲の層を越えたらきれいな青空。


中部ー北京

濃い青から水色へのコントラストがとてもきれいでした。


飛行機が中国大陸の上空に入り、着陸が近づくと、眼下には中国の田舎の町並みが見えました。

日本と違って、平屋の住宅は1ヶ所にかたまり、周りは畑の緑が広がっていました。

そして中心部に行くにつれて大きな幹線道路が見えはじめ、高層マンションが立ち並び、いよいよ北京へ上陸~





中部国際空港に着いて、カウンターで手続きを済ませた後、出国手続きの前に空港をブラブラしました。


そこにかなりゆる~いキャラたちがいたので、ゆるキャラ好きな私は思わず反応(笑)


中部国際空港のキャラクター「セントレアフレンズ」でした。


セントレアフレンズ

国際空港ということで、セントレアフレンズと各国とのコラボキーホルダーもあって、私は「なぞの旅人 ふー」(中央の赤いキャラ)と北京のコラボキーホルダーを買いました。


相方は飛行機が大好きなので、飛行機のキーホルダーをたくさん買っていました。


それから出国。

とうとう私たち、日本から出たのね…


飛行機に乗る前にスタバで飲み物を買って、搭乗。


搭乗ゲートを通過して、飛行機に乗るために歩いていくと、前を行く乗客の男性がパイロット見習いのような人2人に荷物チェックを受けていました。

みんなが受けるものと思い、2人で並んでいたら、ジェスチャーで「行け」と言われました。

どうやら、怪しい人だけチェックしていたらしいです(苦笑)


いよいよ日本脱出!



いよいよ北京オリンピック観戦ツアーの当日がきました!


午前9時に福岡空港へ行かないといけなかったので、相方と午前7時台の電車で空港へ。


ちょうどUターンラッシュの初日とあって空港は人であふれていました。


とりあえず指定されたカウンターへ行き、荷物を預けて、郵便を出したい相方と空港の外を歩いていたら、思わず見惚れてしまうくらい、すんごい綺麗な毛並みの犬がいました。


それから朝ごはんを食べて、飛行機でいざ中部国際空港へ…


約10年ぶりの飛行機は想像以上に離陸が激しかった。

怖いというよりは「よ~いドン」のかけ声で猛ダッシュする人間みたい…とぼんやりと考えていましたが。


上空は雲が多かったものの雲の間からきれいな青空がのぞいていました。


福岡ー中部


約1時間の空の旅の後、私たちは中部国際空港に降り立ちました。



もともと私と相方が北京へオリンピック観戦に行くことになったきっかけは、私が応募していた懸賞に当たったことでした。


自分ではいつ、どんな方法で応募したかも正直覚えていないのですが…

確か、何かをネットで検索していたときに広告で見て、

 「当たらないだろう」

と思いながら応募したような…



応募したのは『ロッテ創立60周年記念 北京オリンピック観戦ツアー』です。



6月30日

病気療養中だったので、家でのんびりしていたとき、私のケータイに知らない番号から電話がありました。

出てみると、オリンピック観戦ツアーに当選したという電話。

自分で応募していたのも覚えていなかったので、はじめは断ろうと思っていたのですが、後で断っても大丈夫だということで、とりあえず書類を送っていただくことにしました。


正直…

私はあまり興味ありませんでした。

高校の修学旅行で行ったし。

海外より国内の旅行が楽しいし。


でも、相方がずっと「中国行きたい」って言っていたし、喜ぶかなぁと思いメールしてみると「行きたい!」と即返事がきました。



それから相方と2人で準備が始まりました。



7月中旬

仮の日程が届き、参加意思の確認書類を提出しました。


この時点で私は就活が全敗中だったので、休みが取りやすい短期のバイトを探す方にシフトチェンジしました。


次にパスポート。

2人とも持っていなかったので、急いで取得しました。


それから語学。

相方は大学で中国語を勉強していたので少しは話せるのですが、私は全く話せないので使えそうなフレーズをノートに書き写しました。

結局途中からバイトに忙しくて中途半端になってしまったのですが…



8月8日

決定した日程が届いたので、それをもとに自由時間の計画などを決めました。



そしていよいよ当日…