公開の時期が君の名は、と同時期だったのでその陰に隠れがちでしたが、負けず劣らずの名作だと思います。

 

小学生時代、いじめっ子といじめられっ子だった少年と聴覚に障害のある少女が、高校生になって再開して始まる物語です。ただの感動ストーリーではなく、登場人物ひとりひとりの性格が現実的で、人間のずるい部分、友達との微妙な距離感が描かれており、良い意味で胸をえぐられるような痛みを感じるお話です。

 

映画館ではなく、自宅でみていたら高齢のチワワに舐められると臭いところだったはずです。

 

まあそれもこれも仕方がないことですけれどね。 あとは聴覚障害の少女を演じている声優さんの演技もとてもリアルで、橋の上で泣き崩れるシーンはぞわっと鳥肌がたちました。 脚本、演出、キャスト、全てに大満足出来るドラマです。

 

主軸となる物語は、三兄弟の両親の殺人犯を探っていくという、とてもシリアスな話ですが、個性的な登場人物に、ベースには笑えるシーンも多く、見ていて苦になりません。

 

途中までは短編ドラマのような感覚でも楽しめます。そういった場面が多くあるおかげで、シリアスなシーンとのメリハリがすごく、よりぐっと引き込まれます。物語のラストにかけて、大どんでん返しが待っており、最初から最後まで楽しめるドラマでした。