歯医者新人面接・6 なんとなく来ちゃった高校生 | ちえ☆ライブラリー

歯医者新人面接・6 なんとなく来ちゃった高校生

さてさて、続編にいきましょう。

今回は、なんと現役高校生が面接に来ました。

電話での面接予約は、最初元気いっぱいで電話をしてきた彼女。
しかし、やはり社会に慣れていない為、
私が話しだすと急に言葉を失い、電話応対にしどろもどろの様子。
受け答えに全く不慣れなところが少し不安要素である。

面接をしてみた。

就職先が見つからないのかな。学校を通さず直接就職活動とは。
履歴書は高校生ながらそれなりにしっかり書けていたけれど、
やはり、志望動機欄が完全空白だった。

「どうして、この職種をえらばれたのですか?」
私はおもむろに聞いてみる。
笑顔を絶やさず、若い割にはしっかりした印象の彼女だけに
その回答の内容を私は大変期待した。

「うーん・・・・特に、コレといってないんですけど・・・
まぁ、家も近いので・・・」


がくっ。なんだ。なんとなく面接受けに来たんだな。

「歯科助手の仕事がどんなのか、想像つきますか?」
更に質問してみた。

「いやー、さっぱりわかりません」

あっさりそういわれて、私は力が抜けた。
学校を通さずに自ら就職活動をするくらいだから、
ある程度この職種について調べるなり、私に質問するなりあるだろうか
と思っていたが、全くそんなことはなかった。

これは、ダメだわ・・・

社会人歴既に14年の私でさえ、この仕事は毎日が勝負で、
様々なトラブルに毎日リカバリーを掛けているのだ。

私でさえヒィヒィ言いながら勤めているのに。
社会人経験がない彼女に勤まるだろうか?
しかも、志望動機もない人材に・・・
きっと、何か嫌な事があったらすぐ辞めるだろう。

面接を終えて、私は申し訳ないがすぐ、彼女宛に
「不採用通知」書類を作成に取り掛かった。

採用候補に残るは、3名のみ・・・
次回、採用候補生から1名を選抜するポイントについて語る事にする。