花の専門学校時代の友人からの
何気ない言葉
花は喜怒哀楽どんな感情にも寄り添えるモノ
花屋はそんな人たちに寄り添える稀有な仕事
昔、早朝にガラス張りのエントランスで生け込みをしている時に
ガラスをノックする音で振り返ったら
ガラスのドアの向こうに女性が立っていたの
営業前だから手動でドアをあけて
「どうしましたか?」
と声をかけたら
その方は近くの病院で入院されている方で
かなり重い病状で
眠れなくて
朝早くに病院を出て散歩していたそう
そこで偶然に私(が花を生けているところ)をガラス越しに見かけ
しばらく花を見ていて
ガラスをノックしてくれた
彼女は、自身の病状と
今日ここへ来てよかったと
こんな花が見れて外へ出てきてよかったと
涙を流しながら語ってくれた
奢侈品でしかないのかと
その方が良いのかもしれないとも思う瞬間もあるけれど
やっぱり花がやるべき事は違うだろうね
と思った日曜日でした
せんとぎゃばん http://www.st-gabin.com
オンラインショップ 生花アレンジメント https://stgabin.thebase.in/items/23860785
オンラインショップ ヘアコサージュ https://stgabin.thebase.in/items/25866186



