モスクワの兵士は屈強すぎる(0917) | アマルガム・ブレッツ

モスクワの兵士は屈強すぎる(0917)

「いつやるの?今でしょ。」

As for me, not you.永二です。

思い立ったら吉日、とはいいますが、行動することは必要ですね。
しかし、思いつきで話すと痛い目を見ます。ご注意ください。


今日は「バイオハザードV リトリビューション」を見てきました。

あらすじとしては、「主人公が捕まったので、前作の敵の手を借りながら脱出する」といういたってシンプルな構造。

今回で注目点は、「ゲームのキャラが多く出演する」と「前作までのキャラが再登場」という点です。

ゲームからのキャラは、名前だけ借りるかと思いきや、しっかりカッコいい(ただしアクションは中途半端)活躍を見せてくれます。ゲームの雰囲気にぐっと近くなりました。どちらかというと「そっくりさん」を集めた感じなので、そのキャスティングはもう少し凝ってほしかったなぁと思います。
クリーチャー側として、「バイオ5」に出てくる武装マジニとチェーンソー男(これは4でも出てきますが、細身な方なので参考にしたのは5でしょう)が出てきます。武装マジニはどちらかというと鈍足なのですが、撃たれてもひるんで攻撃を再開するという白兵戦を挑むにはご遠慮願いたい、絶望感溢れる敵となっているのはちょっとぐっときました。これぞゾンビとミリタリーの組み合わせの醍醐味です。「父子の軍団」というのは古今東西クリーチャーで出てきますが、絶望感にときめきます。ゲーム版よりこちらの方が設定を有効活用できています。GoodJob!

前作までのキャラ、例えばカルロス(2,3)とかレインとかワンとか(どちらも1)も出ます。個人的にはミシェル・ロドリゲスは好きな役者なので、けっこう嬉しかったりします。ただ、この主人公と主人公が知っている顔との明確な戦闘がなかったのが残念です。せっかくアンブレラ社の悪趣味な部分が見られるかと思ったのですが、ちらつかせただけでした。もっと露骨さが欲しかった。
クリーチャーではリッカー(1)が再登場。まさか、でしたね。予告編ではハンター(原作ではα,γ,βといろいろな種類がでます)が出るかと思っていましたが、さすがに強すぎるか。


映画の出来としては、「露骨な嫌悪感」の演出を続ける路線はうれしいのですが、アクションまで持ってくる筋道が弱いんじゃないかな、と思います。
アクション映画なのだから、難しいことを考えずという考えもあるでしょうが、何作も続いているとアクションの派手さは過激になっても、アクションの密度やアクションの必要性が弱くなりがちです。
せっかくアンブレラ社という嫌な奴がいる上、クリーチャーはめちゃくちゃ強いのだから、もっとそういう部分にこだわりを見せて欲しいと思います。


アクションの撮影技術は凄いですね。アクションシーンを逆転させる、というのは考え付きそうでなかなかないです。長回しで撮るのが正統派って感じですが、こういう視覚的効果を狙うのも革新的で好きです。
スローモーションを使うとカッコいいなって、改めて感じます。やっぱり「マトリックス」の影響でしょうか。


主人公の心理描写は、ユーモアが入ってきて好感が持てます。
実は全ての作品(I~Vまで)で、主人公の内面の描き分けをしているのはしっかりしているなあと思います。主人公のコスチュームとアイテムの変遷と同期しているんです。


あといくつ続くんでしょうね、この作品。
なんだかんだ言いながら見てしまいます。
そういう点でも、この作品は愛されていますね。



この作品は、出来れば家でポテトチップスを食べながらホームシアターで見た方が楽しいと思います。
スリルを味わいたい方は、ぜひ、レイトショーで。
扉をうかつに開けることが出来なくなるでしょう……フフフ。



それでは、また