息子くんの療育の日。



出発は何時だよーと伝え、

尚且つ

「あと30分で

出かける時間になるから家にいてね」

と伝えたのだけど、


気づいたら自転車が無くなっていてガーン



あと何分しかないから

出かけると間に合わなくなるなーとか


出かけたとしても

何時までに帰るには

この辺で引き返さないと!


…みたいな

先を見越した行動ができない息子くん。


どうしても療育に遅れたくは無いので

先回りしてアナウンスはしたのだけど

いつの間に出かけたんだーえーんもぉ…。



息子くんに電話をして

すぐ帰宅するように伝えましたが、



そういえば、と

位置情報で確認すると


ずいぶんと離れたところまで

出かけているとわかりました不安



私の車では
たとえ迎えに行っても
自転車を乗せることができないので、

とにかく息子くんの帰宅を
イライラしながら
車の中で待っていましたむかつき


結局、
出かけるよと言った時間からは
大幅に遅れて息子くん帰宅


おいおい、
出かけないで待っててねと伝えたのに!

なんでかなぁむかつきもやもやと私はムカムカ。


息子くんが帰宅しても
顔に若干
怒りが出てしまっていたであろう私。

そんな私の表情を見てでしょう、

「お母さんがもっと早く電話しないのが
悪いんだ!怒り

と先手を打って
こちらのせいにする息子。


車の中でどうにも我慢できずに
つい
「私は出かけないで待っててって話したよ?
もうこの時間じゃ遅刻しちゃうよむかっ
と責めるような言い方をしてしまいました。


すると息子くん、

「俺だって風が強い中
必死に帰ってきたのに!
そういう言い方は無いだろムカムカ

と言い返してきて

その時ハッびっくりとしました。


あー…これだ、

どうしても結果だけで判断してしまい、
その過程で何があったのかを
見てあげてない。


結果だけ見れば確かに
遅刻してしまったけれど

息子くんなりに
私からの電話が来てからは、
マズイなと思って
頑張って帰ってきた、

そういうところまでは
どうしても私には見えていないので
つい叱るだけになってしまって。


こういうとき、
子どもとの関係が良好な親御さんならば
まずは本人の言い分を
聞いてあげるのでしょうね。


私もこの話を聞いてすぐに
頑張って帰って来たという
息子の言い分を
言葉で繰り返す感じで、

「そっか確かに風強いもんね、
それでも頑張って早く帰ろうとは
してくれたんだね」と

息子なりの頑張ったというところを
認めるような話はしました。


この後に普段の私ならば
「でもさ」とか「だけどね」と、

親として
どうしても我が子には
わかってもらいたいことはありますから
注意をしたくもなるのだけど、

もはや今の関係性では
口やかましく言われた!
と取られるだけで
かえって我が子の反抗心を
煽ってしまう状況。

優しく言おうが言葉を選ぼうが
息子くんに関しての
ネガティブな事を指摘しただけでも
バトルに発展してしまうのです。

 
なので、
言いたくなる気持ちを
グッとこらえました不安


息子くん、
反抗期とかでは済まないほど
ちょっと攻撃性が強まってしまい、

なんでこんなことで?
という事ですぐにキレるのだけど、

私までそれにキレて言葉で応戦してしまうと
時に
暴力まで振るってくることもあります。


この前何気に見ていたドラマで
「子どもには私から
よく言い聞かせておきますので」
と言うふうな台詞がありましたが

言い聞かせてお利口さんになるのならば
うちの子なんて
めっちゃお利口になってますって悲しい


息子が幼い頃から、
なぜそんなことするの?って
理解できない奇行に悩まされ、

叱ったりすることも時にはあったけど、

どちらかというと
それをやってはいけない理由や理屈、
こうすると良いという
私なりのメッセージを
伝えて来たつもりでしたが…


そのよかれと思って発していた言葉は、
息子には全て
「俺のことを馬鹿にしてる」とか
「俺を苦しめている」
というふうにしか
思ってもらえなくなってしまいました悲しい


ダメだよ、という言葉では
言葉をいつも考えてはいましたが、

結局内容そのものは否定的なことを
伝えているため、
息子には自分自身が否定されていると
そう感じてしまうだけだったようです。


戻れるならば…とつい考えてしまいますが

もっともっと
私の見えていなかった
息子なりのがんばりとかを拾えるように
意識しよう!と
そんな風に思えた出来事でした。