金曜日の深夜から続くバイトも、ようやく終りを迎えた…




『(私)腹減った…


何食べる?
ん?ん?』





『(彼女)う~ん…』




バイトが終わった後は、必ずと言って良いほど、こんな会話をした後、2人でまかないを食べる…



毎週、毎週の楽しみでもあった…




2人で、食事をしながら、話しが出来る時間は、今の状態(別々の生活)になってからは、さらに貴重になってくると、共に、一緒に食事をする事が出来る時間は、バイトのまかないだけだった…




『(彼女)今日、夜ご飯どうしよう…


でも、なにか作って、持って行ってあげるね。』




『うん…

いつも、本当に有り難うね…
多分寝てるから、家の中に入って来て、起こしてね…』





『わかった…』




自宅に着き、シャワーを浴びて眠りについた…





時間になり、彼女が起こしに来てくれた。



『時間だよ~

起きろ~(^^)』





『お、おはよ…』





『はい。

ご飯食べて…』




久しぶりの彼女の手料理…


しかも、大好物の肉じゃが…




なにより、ご飯を食べている時に、目の前に、彼女がいてくれている…
と言う事が、すっごく嬉しかった…




(このまま、時間が止まれば良いのに…)


何度も、何度も、そう想った…




『(彼女)もうそろそろ時間だね…』





『うん…

頑張って、働かないと…朝、瑠美子に逢えるし…

いつも、本当に色々有り難う…

本当に有り難う…


ずっと、愛してるよ…』




『うん…

有り難う…』





そして、また深夜から昼過ぎ迄のバイトに向かった…




彼女の愛情を沢山貰って…