『ピンポーン』





『起きて~
時間だよ(^^)』





『うわっ!?

おはよう…
有り難う…

もう時間…?』





『うん。

今、21時10分だよ…』




そう言って、彼女は起こしてくれた…



一人暮らしして、始めてのお店までの、ドライブ…

何時もとは、また違う感覚だった…





『いつも、有り難うね…
あのさ、日曜日に仕事終わったら、買い物行かない?


食料品買いたいから…』




『そうだね…

わかったよ。』




何気ない、いつもするような会話だったが、とても新鮮な気持ちでいたと、同時に有り難さが込みあげて来ていた…



『本当にいつも、色々有り難うね…


すっごく感謝しているよ…』





『うん…

大丈夫…
やれる時にしか、やらないから…

出来なかったら、ごめんね…』





『うん…

本当に有り難う…』




暫くすると、お店に着いた…



『では、頑張って来るね…

明日の朝、逢えるのを、すっごく楽しみに待ってるから…』





『は~い。

頑張ってね…』





『うん。

じゃ~ね…』




週末…




それは、少しだけだが、二人きりになれる時間…


そう想うだけで、なんだか頑張れる気がした…