翌日…





仕事の10時の休憩時間に、私は、彼女に電話した…




『(私)もしもし…

声が聞きたくて、電話しちゃった…


今日、お店までお願いね…


本当に、いつも有り難うね』





『うん…

大丈夫だよ。』





『今日は、寒いから、本当に風邪ひかないように、気をつけて、仕事行ってね…

くれぐれも無理しないでね。』





『うん…

いつも、有り難う…』





『うん…

当たり前だよ。


じゃあ、仕事に戻るね。

声が聞けて、嬉しかったよ…

有り難う。


また、メールするね…


じゃあ…』





『うん。

じゃあね…』





何気ない、何時もの会話だが、なんだか心が温まっていた…




(今日は、彼女と逢える…)




そんな想いで一杯だった…


なんだか、デート前のドキドキした感じでもあった…





順調に仕事を終え、自宅に戻る…



(ご飯無いんだったな…
冷凍ご飯だけ…)




なにか、惣菜を買おうと、コンビニに寄ったか、なにも無かったのでそのまま帰った…



(冷凍おにぎりがあったから、それを食べよう…)



自宅に着くと、台所には、電子レンジで温める、おかずが置いてあった…



(あれ!?


瑠美子、ここに寄ったのか…


有り難い…)






胸が熱くなってきた…