彼と付き合う前は順調に来ていた月経。
付き合うようになった頃から乱れるようになった。
精神的に不安定になっている時は特に乱れ1ヶ月来ない時もあった。
ここ最近はそんなに彼に対して依存しなくなったからか多少の誤差はあるものの定期的に来るようになっていた。
先月、彼は会社を辞めた。
すでに次の就職先は決まっているものの、そこは以前勤めてた会社の先輩が立ち上げた会社。不安が多い。
でも毎日毎日午前様は当たり前、倒れるのも時間の問題。という状況から抜け出した彼はすっきりとした表情をしていた。
私以上に不安になるのは彼だ。その彼が決めた事だから見守ろうと思う。
そんなわけで、次の就職までの2週間。
彼にとっては、黄金週間も取れなかったから年始以来の久しぶりのまとまったお休み。
そのほとんどを実家ですごしていた。
その間、私とのデートはなし。そしてなぜか彼の実家では携帯の電波が悪いらしい。
メールの数も減ってさびしい。
それを察したのかパソコンはあるので、パソコンメールで私の携帯へ。
なんとか頑張ってくれた。
話しを戻して(逸れすぎですね)
昨日1週間遅れでやってきたお月さん。
1週間の誤差は腹痛の痛みを連れてきた。
槍でつかれるような痛みが続き、買い物途中だったが帰宅。
湿気で汗をかいた服を脱ぐ事も布団をきちんと敷く事もままならない状態で横になる。
ふっと一瞬意識が遠のいた。
携帯のメールの音で目が覚めた。
どうやら30分ほど寝ていたようだ。
お腹はまだ痛い。
夢を見た。
両親とも健在なのだが、夢の中では離婚した事になっていて、
母と二人、ぼろアパートへ引っ越してきたという設定だった。
引っ越してきたばかりなのでカーテンもなく、外では若者がたむろっていて「いやだなぁ」と思っている。
私は若者に気付かれないように息を殺して部屋を徘徊。
そんな夢。
なんだか起きたときに悲壮感みたいなものを感じた。
薬を飲んで痛みは治まったが、悲壮感は無くならず。
昨晩、母が道端で転倒し怪我をした。
大きな怪我ではないが、顔にいくつかの傷があり顔から倒れた事を想像させた。
もう大丈夫。というが、その傷を見た時
夕方感じた悲壮感がさらに増幅され、私はそっけない返事をする事しか出来なかった。
布団の中にもぐりこんでぼろぼろと泣いた。
何に対しての涙なのか、どういう感情で出た涙なのか。
今も思い出すだけで悲壮感に押しつぶされそうになる。
そんな時に彼の声を聞きたくなるが、それはもう少しの我慢。