the First Bloooooming
その1曲目のトラック
「守れなかった言葉」
事実上の解散を受け、この曲から全てが始まったんだなと思い聴いています。
心地よいイントロからスンヨンの歌い出しで始まる、朝に聴きたいような穏やかな1曲です。
このアルバムの中でも1番好きで、活動曲「Break It」よりも気に入っています。
ギュリ、スンヨン、ニコル、ソンヒという4人で制作された最初で最後の作品。
アイドル然とはしておらず、むしろ本格派ボーカルグループを目指していたような方向性は、ジャケット写真からも伺えます。
もしこのアルバムがもっと評価されていたのなら…
もしソンヒが脱退していなかったら…
ハラちゃん、ジヨンも加入することもなく、KARAの歴史も大きく変わっていたのかも知れません。
そう考えると、とても重要な作品です。
普通は段階を経て年齢と供に、アイドルからアーティストへ脱皮していくのがセオリーですが、彼女達が1番幼い頃に、音楽性としては1番大人びたアルバムを発表していたというのは、面白いポイントだと思います。
…そして最後の作品となるIN LOVE
KARAの歴史、その最後を飾るラストトラック「Dreamlover」
ギュリとスンヨンによるデュエット曲である、2人が静かに歌い上げる美しいバラードです。
KARAという長い旅路の終着点を思わせるようなイントロ、全ての辛苦を乗り越えた末の境地を感じさせる歌唱。
グループの歴史に幕を閉じる、最後に相応しいような曲調。
ギュリとスンヨンの意向で、この曲がラストに配されたのではないか…そんなことを感じてしまいます。
日本でのジェットコースターラブやゴーゴーサマーなどの楽曲からくるイメージとは、まるでかけ離れたこのような韓国楽曲の数々を、確かな歌唱で歌い上げる実力の高さ。
本当に懐の深いグループだと思います。
長いKARAの歴史の中、5年と2カ月もリアルタイムで見ていられたということが、本当に幸運に感じます。
改めてKARAには感謝ですね…

