
ここに一つ、古い時計がある。
バンドの留め具になるラグが両手鍋の取っ手を上下ひっくり返して取り付けたような形状(←拙い例えですみません…汗)で固定され、バネ棒が使えないタイプなので、たぶん戦前の時計。
直径は約23mmくらい(竜頭は含まず)でしょうか?
手に入れた時は「婦人時計?」と思いましたが、そういえばいつもいろいろなアンティーク時計を拝見させていただき、アドバイスをいただくコトもある、とあるブロガーさんの所有されている戦前~戦中のアンティーク時計(紳士用)もこういう両手鍋の取っ手型ラグ(←勝手に命名w)が付いたタイプの小さな時計がいくつかあり、それらともサイズ的に酷似しているので、これも案外、紳士時計なのかもしれません。
文字盤にはメーカー(ブランド?)らしきものが印字されていますが、文字盤が小さいのに向けて印字も小さく、最近は目が悪くなって(←たぶん老眼…)メガネを作ろうかと考えている自分には判読出来ず…(←虫眼鏡とかは持ってなくて…汗)。
辛うじて“NE×I×”(←×は判読不可。真ん中の文字はたぶん“O”か“D”のどちらか)と読めそうだが、当然、見たコトも聞いたコトもないメーカー。
スマホのAFや接写がクソなので、これ以上近付けて撮るとボケボケになるため、これが限界…σ(^^;)
裏蓋には前の持ち主と思われる名前(←たぶん持ち主はとっくに○んでるだろうけど、個人情報の観点から撮影していません)がガッツリと彫られている(苦笑)以外、製造番号や生産国の表記は一切なし。
ブログのタイトルには“スイス時計”と書いていますが、文字盤には定番の“SWISS MADE”の表記もないコトから、実際のところスイス製なのかは疑わしく、便宜上“スイス時計(仮)”としています…(苦笑)
例のごとく、裏蓋を開ける手段がないため、中身の機械は未確認(←【餅は餅屋】という考えから、仮に道具があっても開ける勇気はないですが…汗)。
製造された年代、生産国、メーカーやブランドも一切不明の時計ですが、見てくれの作りは特に粗悪な感じはせず、普通に良く出来た時計で、ケースの角がうっすらメッキが剥げた部分や青い針の一部にサビが浮いている、前述の前の持ち主が彫った名前などを除けばコンディションは良好。
文字盤は白いエナメルのような艶があり、アラビア数字の書体もよく見かける書体とは少し違い、数字の端と端が髭のようにカールしてピョンピョン跳ねているデザインがなかなか面白い。
そして目立つようなシミや汚れ、キズなども特に見当たらない。
文字盤の状態にこだわる自分としては全く文句なし。
針も独特(?)と言いますか、長針短針はちょうど“↑”の形で、矢印の頭の部分まで細い針がスッと伸びた、ちょうどゴルフボールを載せる“ティー”を逆さまにしてカップの部分を短いリーフ針に取り付けたようなデザインで、“△”の中はくり貫かれた意匠は丸穴のブレゲ(?)針とはまた違う感じで面白く、矢印だから直感的に目盛りに目が行きやすいのも視認性の観点から○です。
素性の分からない時計にも関わらず興味をそそられたのも、実はこの文字盤と針のデザインがいたく気に入ってしまったのが理由の一つなんです。
んで、試しにゼンマイをフルで巻いてみると普通に元気良く動き出し、約30時間ほど動きました(←ひいじい様のモーリスに比べると持続時間が短い気がしますが、このサイズの機械式時計としてはこんなものなのでしょうか??)。
なお、日差は大体+4分くらい(1時間に約10秒くらい進む計算)。
OH履歴は不明ですが、それなりに古い年代の時計であるコトを考えればこれくらいの日差はまだ正常な範囲内かもしれないし、遅れてるワケではないので、(1日程度の使用なら)実用上ギリギリ許容出来るレベル。
まぁ、アンティーク時計に精度云々で文句を付け、現代並の精度を求めるのがそもそもが理不尽なワケですから、機械式時計のゆったりしたコチコチ音の音色や秒針の挙動、質感や雰囲気を楽しむ癒しアイテムと割り切り、機能上問題なく元気に動いていればOKです(^^)
こうして手にとってつぶさに眺めてみると、詳しいコトはサッパリな謎多き時計ながらデザインやコンディション、機械も割合元気に動いている稼働品のため、素性はさておきなかなか良い時計に感じられました。
ただ、それでもこの時計はいつ頃のどこで作られ、どういったメーカーの品なのかはやはり気になるところ。
自分でも調べてはみますが、どなたかこの時計について何か情報がありましたらご教授のほどをよろしくお願いいたします…m(_ _)m
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