目に留まった時計はこれ。

テクノスっていうブランドなんですが、オイラが子供の頃、クイズ番組(ア○ック25)やバラエティー番組(ラ○アタック)、トーク番組(新○さんいらっしゃい)なんかで賞品として贈られた【ラドー】や【ウォルサム】と並んでよく番組の参加者や視聴者にプレゼントされていた“テレビ番組でお馴染みのスイス時計”“ハワイ旅行と一緒にもらえる高級時計”という印象しか残っていないんですが、ウォルサムは今でも宝飾を扱う日本の貿易商社(?)の保有する宝飾時計のブランドとして、ラドーもスイスの数ある中堅ブランドとして伝統に縛られない奇抜なデザインや超硬セラミックを持ち味に細々とだが生き残っているようですが、テクノスって今の時計ブランドの位置付けというか、格としてはどの辺になるんだろう…。
ネットで調べた限り、テクノスは一度潰れ、ブラジルの時計メーカーにブランドを買い取られて現在に至るらしいが、少なくともディスカウントやホムセンで1万以下で売られているあたり、かつてほどのブランド力やネームバリューは無くなっているのかも…。
かつては世界的にも名を馳せ、日本でも馴染みのあったらしい“シーマ”や“エルジン”“オレオール”などは日本の無名企業にブランドを買い取られ、名前やロゴだけが残り、廉価なクォーツ時計ばかりになってしまったのと状況的に似ている。
(※もっとも、自分の中で時計の価値や物の良さは単純に値段やブランドの格では決まらないという考えなので、そういったコトで時計の価値を論じる気はサラサラないんですが…)
時計に限らず、一時は名を馳せた名ブランドも時代の移り変わりや様々な事情で没落ないし消えていくのは世の常──それはそれで仕方がないコトとはいえ、この何とも言い知れぬ“虚しさ”みたいなものを感じるのは自分も歳を食ったからなのだろうか?
たまたま時計コーナーに陳列されていたテクノスの時計を見て、そんなコトをふと感じ、記事に綴った今日この頃です。
最後に、記事のタイトルにもなった平家物語の冒頭に書かれた有名なくだりを載せておきます。
祇園精舎ノ聲 諸行無常ノ響アリ。
沙羅雙樹ノ花ノ色 盛者必衰ノ理ヲアラハス。
驕レル人モ久シカラズ 唯春ノ夜ノ夢ノ如シ。
猛キ者モツヒニハ滅ビヌ 偏ニ風ノ前ノ塵ニ同ジ。
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