長崎の壱岐に住んでいた頃に住んでいた町が災害で壊滅し、故郷を失った。
住んでいた年数はたった12年足らずですが、自分の生まれ故郷が跡形もなく消えてしまうという、一生に一度あるかないかという苦しい体験をした自分は「災害や戦争が原因で国を追われたり、国自体が消滅してしまい、帰る場所を失ってしまった難民の悲しみはこんな気持ちなんだろうなぁ…」と、つくづく思ったし、彼らの境遇が自分には分かる気がしたね。
もちろん、国一つが消えるのとでは比べ物になりませんが、思い出の場所、生まれ故郷が土砂と瓦礫で人が住めない荒れ地となり、帰る場所がなくなったコトは紛れもない事実です。
中学の修学旅行で壱岐に行った時、一度だけ自宅があった場所に足を運んだが、災害からまだ3年というコトもあって傷痕がまだ癒えなかったのか、荒れたままだったのがとても悲しかったのを今でも覚えている。
あれ以来、私ゃ一度たりとも壱岐には足を踏み入れていない。
荒れ果てた故郷を改めて目の当たりにするのは虚しいだけだし、被災した時のコトを思い出して辛くなるだけだから。
父方の祖父の遠い父祖の故郷である広島が第二の故郷となって久しい。
だけど、今でもたまに生まれ故郷の様子が少しだけ気になる時はある。
あれからずいぶんと時間が流れたが、生まれ故郷は今はどうなっているんだろうか…。
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