MAMIYA UNIVERSAL PRESS | 華麗なるヲタ族 ~哀と自虐に満ちた独り言の日々~

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ヲタクで変人、社会のはみ出し者を自称する広島のアウトロー【クズノキワミオヤヂ】が戯言・寝言・妄言・世迷言・虚言・失言・暴言などをグダグダ垂れ流す独り言ブログです。

実家の物置を整理していたらこんなモノが出てきた。





【MAMIYA UNIVERSAL PRESS】です。

たぶん、母方の祖父が新聞記者時代か、定年後に実家の写真館で使っていた機材と思われます(←仕事用のカメラ一式が入った道具箱に入っていて、カメラには管理番号(?)らしきシールと、じっちゃんが経営していた写真館の名前が入った名札が付いていたため)。







完全に壊れてダメになった業務用の木製大判カメラを除けば発掘したカメラの中では最大の大きさと重量(約2.5Kg)を持ち、正に“光学兵器”って感じです(苦笑)





ぱっと見はとてもそうは見えませんが、これでもれっきとしたレンズ交換式のレンジファインダーカメラで、辞書くらいの大きさはあるであろうドカベン(←今の若い子はアルマイト製のデカい弁当箱は知らんか…苦笑)サイズの黒い本体にレンズやら一眼レフの本体やらをゴチャゴチャつけたような、なかなかユニークなデザインです。

マミヤのホムペで調べてみると発売された年代は1969(昭和44)年──今から44年ほど前の製品のようです。

PRESS(=報道)という製品名から、主に報道機関向けに売られた業務用なのかというと実はそうでもなく、UNIVERSAL(=多目的用途)の文字からもお分かりのように、報道以外にも私のじっちゃんのような町の写真館で使うスタジオ写真、広告やポスターなどの商業撮影、学術分野での複写や記録写真、修学旅行などの学校行事における記念写真、画質にこだわるハイアマチュアなどが風景写真や山岳写真に使ったりなど、一般にもよく用いられたカメラのようで、形が特徴的なコトからもしかしたらある一定の年代の方なら写真館や学校の記念撮影なんかでこのカメラの形に見覚えがあるんじゃないかと思われます。



使用するフィルムは120(又は220)フィルム──日本では一般的に“ブローニー”と呼ばれるロールフィルムで、手元にあるリコフレ兄弟(ダイヤ、Ⅶ)と同じフィルムを使います。

ただ、撮影フォーマットは二眼レフで一般的な6×6判(54mm×54mm)ではなく、それよりも更に大きな6×9判(54mm×83mm)で、フィルム面積では6×6判の約1.5倍、35mmフィルム(24mm×36mm)だと約5.4倍にもなるため、中判カメラとしては最大の高画質が期待出来ます。

更に調べてみると…6×9判以外にも各種オプションのマスクを装着するコトで6×6判、6×4.5判(56mm×41.5mm)、6×7(56mm×68mm)判に切り換えられたり、標準の120・220フィルムロールホルダーを各種フィルムバッグに交換するコトでポラロイドフィルムやシートフィルム、乾板といった様々な画面サイズやフィルム規格にも対応可能で、用途や目的に応じて自由にフィルムを選べる万能カメラなところがこのカメラの最大の売りのようです。

折しもちょうど、中古あたりでそこそこ実用に使えそうな中判カメラを探していたところだったので、これはなかなか面白そうなモノを発掘したなぁと思いました。

各部ツツいた限り、付属していたレンズは表面のコーティングが傷んでレンズも曇っているため、コンディションは良くないですが、シャッターは特に不具合なく切れるので、撮影自体は出来そう。

写りに影響がなければそのまま使うか、気に入らなければ行きつけのカメラ屋に頼んで可能な限り掃除してもらうか、コンディションの良い別の交換レンズを探して買い求めればいいので、その辺はレンズ交換出来るレンジファインダーカメラ故、レンズ固定式のカメラよりはレンズのコンディションは気にしなくていいから助かる(苦笑)



ちなみに本体はレンズとロールフィルムホルダーを除くと連動距離計以外はシンプルなただの“暗箱”で、分厚い金属製のため耐久性も全く不安を感じないしっかりした作りです(その代わりめちゃくちゃ重たいが…苦笑)。



とりあえず、レンズとファインダーをキレイにしてもらえばすぐに使えそうなコンディションなので、気が向いたら一度、カメラ屋に持って行くコトにします。



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