子供の頃、習い事をしていたというヒトはいるだろう。
自分も習い事は剣道、算盤、篠笛(しのぶえ)の3つはやらされていた。
特に篠笛は夏祭りの盆踊りや神楽の舞などで助っ人としてよく吹いていて、今でも一応演奏出来る。
我が家で篠笛を吹くのは自分だけ(じい様はあまり得意じゃないらしい)ですが、ひいじい様や大伯父様は篠笛が上手かったらしく、ひいひいじい様は村一番の篠笛の名手だったとか。
以前にも書いたかもしれませんが、我が家は元々下級武士(所謂、郷士)の家柄であった一方、実家がそこそこ裕福な庄屋だったらしく、経済的にゆとりがあったコトもあり、ご先祖様が芸事も嗜みの一つとして篠笛を子供に習わせてたのが始まりで、以後、自分もそんな古臭い家風の流れで習わされてきた。
今となっては廃れつつある日本古来の伝統芸能、和楽器の一つである篠笛の奏者も地元ではほとんどいなくなってしまい、近所だと自分が最後の代になってしまうかもしれない。
初めての方には音を出すだけでも結構難しく、肺活量なんも半端ない楽器なので、そういった扱い辛さも篠笛が衰退した原因だろうけど、音が出せるようになればあとは指運の練習と細々とした技法や奏法の習得だから、吹けるとなかなか楽しい楽器です。
軽くて持ち運びもラクだし、ただの竹の筒を加工しただけのシンプルな構造だから基本的に壊れるところがなく、手入れも簡単なのが篠笛の特徴です。
ちなみにこの篠笛、実は自分の手作りで、音を出す吹き口、指で塞ぐ指孔なども全て自分の口や手の大きさ、指の長さに合わせて空けているので、完全に自分専用。
藤巻や漆掛けなどは職人さんにお願いして仕上げてもらったくらいです。
15年くらい使っていますが、使えば使うほど愛着が湧き、いい感じに深みのある枯れた音色になっていく、天然素材ならではの良さです。
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