

ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、リバーサルフィルムとは現像されたフィルムの像が陽画(ポジ)──つまり一般的なネガフィルムの陰画(ネガ)を反転してプリントしたのと同じ状態で、現像されたリバーサルフィルムはそれ自体がすでに完成品となります。
このため、通常はライトボックス(←レントゲン写真を見る時に使う“シャウカステン”みたいなモノ)の光源でフィルムを透過してルーペで観賞したり、スライドマウントにフィルムを挿入して専用のプロジェクターでスクリーンに投影して観賞するのが一般的で、普通はネガフィルムのように同プリはしません(←プリントは一応出来ますが、リバーサルのプリント代は高価な上、プリントにするとネガに比べてあまり写りがよくないらしいので、わざわざリーバサルでプリントする利点がない)。
デジカメで撮った画像と違い、撮った画像をフィルムという形で確実に残せ、データが消えたり壊れたりして失われるコトもなく、リバーサルなら専用の機材がなくても最悪、何らかの光源にフィルムをかざして目で直接画像を確認出来るのもリバーサルならではの利点です。
ちなみに自分はライトボックスを持っていないので、天井の蛍光灯にかざしたり、窓ガラスにスリーブごと張り付けて手元にあるルーペで観賞している状態ですが、いずれ手頃なライトボックスでもいいから手に入れたいです。
これがあれば高価なスキャナーを持ってなくても卓上三脚に載せたデジカメのマクロ撮影機能でフィルムを複写してブログに画像を載せるという簡易的な方法も使えます。
スライドマウント用のプロジェクターやスクリーンなんかも欲しいけど、部屋のスペースや置き場所に困るし、そもそも一式揃えると値段もハンパないので、貧乏人はルーペでチマチマ観賞するしかない。
まぁ、個人的に1人でニヤニヤしながら細々とやってるんだから、それでもいいんだが…(´Д`)
画像ではちょっと見え辛いですが、劣化してダメになっていたセレン光電池を太陽光電池に換装して初めてのリバーサルフィルムのテスト撮影ですが、露出の正確さはドンピシャ。
撮影した時とほとんど同じ色合いや風景をそっくりそのまま切り取ったような良い仕上がり。
プログラムEE+ハーフサイズの組み合わせでも十分キレイなポジが出来るコトが分かり、満足のいく結果と相成りました。
昔ほどカラーフィルムの価格や同プリ代が割高でなくなったコトや、フルサイズの半分の画面に起因する画質の悪さで廃れ、もはや活躍の場はなくなってしまったかのように思われたハーフサイズカメラですが、今はフィルムの性能も格段に良くなり、L判プリント程度ならフルサイズとほとんど遜色ない画質を手に入れた今だからこそ、(プリント代はかかるけど)1本のフィルムで綺麗な写真をたくさん撮れるのはなかなかいいモノです。
そして、リバーサルフィルムを少しでも安上がりに使うにはこの手のハーフサイズカメラは正にうってつけというか、リバーサルフィルムを使い切りカメラ感覚で手軽に使えるカメラとしてハーフサイズカメラにはまだまだ活躍の場はあると思います。
今はデジカメが何かと持て囃される時代ですが、単純な画質や写りに関しては少なくともそんじょそこらの並みのコンデジよりは上だと思う。
フィルムカメラはデジカメやカメラ付き携帯よりも画質が悪いと本気で思っている、フィルムカメラを触ったコトがない平成っ子を鼻で笑ってやりたくなるくらい(苦笑)
この頃のフィルムカメラは万々歳です(笑)