しばしの作業中断がありましたが、今回はレンズをねじ込むヘリコイド周りの作業。
このリコーフレックスシリーズの一番多いトラブルとしてヘリコイドグリスの劣化による固着が原因でヘリコイドが回らなくなったモノが多い。
自分が手にした個体はまだ何とか手で回せますが、回転が異様に重たく、たまにギーギー鳴るコトから、スムーズなピント合わせには明らかに支障を来してしまうレベルの不具合でした。
古いヘリコイドグリスはレンズの洗浄ついでに落としているので、東○ハ○ズで購入してきたシリコンドグリスをヘリコイドに塗布をしていく。
一気にベタ塗りするのではなく、平たく削った割り箸の先に適量グリスを取って少しずつヘリコイドの溝に塗っていく。
あらかた満遍なく塗布したらヘリコイドを本体にネジ込み、具合を確認。
スムーズに回るようであればテイクレンズ側から無限遠になるようピント合わせを行い、レンズ枠を被せてイモネジを仮締め。
ビューレンズ側も同様の手順で組み立て、再度ピントが狂っていないか確認して大丈夫そうなら両方のレンズ枠のイモネジをしっかり締める。
これで全ての整備は一通り完了です。
あとは実際にフィルムを詰めてテストを行うだけです。
4回に分けて修理の経過と結果を文章だけでダラダラと書いていきましたが、作業自体はちゃんと手順を踏めばそんなに難しいモノではなく、部品の破損などがなければちゃんと直りますし、モデルガンの組立キットを自分で組んで調整出来るくらいの技術と基本的な工具を扱えるだけのスキルがあれば何とかなると思います。
ただ、クドいようですが、自分で分解・修理を行う場合は全て“自己責任”でお願いします。
自分はある程度機械いじりの経験や工具の扱いには心得があり、それこそ怖いもの知らずで行っているので、良い子は絶対にマネをせず、専門の修理業者にちゃんと任せましょう(苦笑)
そこらヘンで買ってきたジャンク品を人柱にし、壊してしまうのを覚悟でやるならまだしも、間違っても大切な家族の遺品なんかを実験台にするのは絶対に止めよう…σ(^^;)
壊してから後悔しても遅いですから(汗)
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