放射能で汚染されたレンズ ~2015/3/27…加筆修正~ | 華麗なるヲタ族 ~哀と自虐に満ちた独り言の日々~

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ヲタクで変人、社会のはみ出し者を自称する広島のアウトロー【クズノキワミオヤヂ】が戯言・寝言・妄言・世迷言・虚言・失言・暴言などをグダグダ垂れ流す独り言ブログです。

実は今日、市内の行きつけのカメラ屋で店の店主と話していてポロっと出た話なんですが、古いカメラのレンズ(主に一眼用の交換式レンズ)の中で放射能を帯びたレンズが存在するらしい。

何でもレンズの光学性能(収束率や屈折率、発色の良さなど)を上げるために1950~60年代の終わりごろまでレンズの製造過程で硝子に放射性物質(主に酸化トリウム)を添加剤として交ぜ混んで作ったレンズいくつかあるとか。

1970年代に入ると放射性物質の工業製造への使用が世界的に制限(禁止?)されていく中、日本は70年代中頃までこの手のレンズは作り続けたらしい。

放射能レンズとして特に有名なのが旭光学(現:ペンタックス)が販売していたスクリューマウント(M42)式の交換レンズ【Super-Takumar 50mm/F1.4】がよく知られているみたいで、放射能レンズの見分け方としてレンズの色を見ると分かるらしく、白い紙にレンズを置いて見ると紙が黄色(緑茶色)がかった色に見えるらしい。

これは経年を経る毎にレンズの硝子に混ぜ込まれたトリウムが放射能崩壊を起こして、黄色のフィルターがかかったような黄変を起こすのが特徴で、事実、店の店主が言うにはトリウムなどの放射性物質を添加したレンズは色が特徴的なので素人でも簡単に見分けが付き、普通のレンズよりも格段に写りがいいとか。

ちなみにこの手のレンズが発する放射能は強いモノで1時間あたりに7mSV/hrという強い数値を示しているらしい。



※加筆訂正…2015/3/27

1時間当たりの放射能の線量を示す単位を間違えておりました。正しくは7mSV/hrではなく7μmSV/hrでした。



ちなみに1mSVは1000μSV。1SVは1000mSV。

自然界における平均的な放射能濃度は0.12~0.15μSV/hr。

そして人間が1年間に自然界から浴びる放射能は平均で1.5mSV。

つまり、この7mSVという数値は1年間に浴びる放射能の約5倍近い数値であり、これを持っているとたった1時間で5年分の放射能を浴びてしまうという計算になる――らしい…(汗)。

仮にこれを24時間365日、肌身離さず胴体に密着して過ごした場合の累積被曝を単純計算すると…

7mSV×24時間×365日=61,320mSV(=61SV)

ちなみに放射能の影響で健康被害が出る線量は以下の通りらしい。



250mSV…白血球の急激な減少

500mSV…リンパ球の急激な減少

1,000mSV…急性放射線障害(悪心、嘔吐、下痢、水晶体の混濁)を発症。

2,000mSV…出血や頭髪が脱け始める。死亡率5%。

3,000~5,000mSV…死亡率50%。局所被曝の場合、3,000mSVで永久脱毛、4,000mSVで永久不妊、5,000mSVで皮膚の紅斑。

6,000~10,000mSV…死亡率99%。手足などの局所被曝の場合、四肢に重度の障害が残る熱傷。

10,001mSV以上…死亡。





致死量越えてるwwww

6回も死んでるwwwwww



さすがにこれはちょっと気になってきた…(滝汗)

実は手元には60年代に製造されたアサヒペンタックスSVがあり、年代的に放射能レンズを盛んに作られていた時期とも被り、実際にこのSVに付いているレンズも黄変が見られる。

手持ちのレンズは大丈夫かどうかネットでググってみたのですが、ヒットせず。

ヒットしないというコトは放射能レンズではないというコトなのか…はたまた放射能レンズのカテゴリーから抜けているのか…。

さすがに手元には放射能測定器なんていう気の利いた機材はないので、とりあえずカメラからレンズを外してカメラボックス(ジュラルミン製)に入れて手元から隔離している。

このレンズの素性がハッキリするまで撮影は一時中断。

もし、健康上に危険を及ぼす代物なら、ポリ屋か役場にでも相談して廃棄処分をしなきゃいけないかもしれない…(-_-:)

手持ちのカメラが得体の知れない“危険物”に見えてきた…。

厄介なモノを引っ張り出してしまいましたね……(-_-;)





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