【Canon demi EE17】に引き続き、またまたカメラネタです。
次の発掘品はこちら。








RICOH HI-COLOR 35Sです。
ちなみに元の持ち主は――…不明(苦笑)
コレもポケットフジカと同様、無造作に棚の奥に放り込まれていたモノを一緒に発掘したモノです。
母親の話によれば、大阪万博の時に家族4人(父母、祖父母)の誰かが万博のパビリオンか何かでコレを見て買ったという話を聞いたコトがあるので、たぶんそれくらいの時期に発売された古い製品だと思われます。
ただ、自分が子供の頃、家族がこのカメラを使う姿を見たコトがないですし、発掘するまでこのカメラが実家にあるコトすら全く知りませんでした。
おそらく、カメラ好きなじい様や父親あたりが家族写真か何かで使っていたかもしれませんが、このカメラは全く記憶にないので、家族にもほとんど使われるコトのなかった結構地味で人気のない機種だったのかな…(苦笑)
んで、ぱっと見の第一印象なんですが、ハッキリ言って何か“ブサイク”…σ(^^;)
スッキリしたシンプルなデザインのTRIP35と違い、レンズの周りには眼科の視力検査とかで用いられるアルファベットの“C”の形をした記号(笑)によく似た黒のプラスチックカバーで囲まれ、カメラ前面には貼り革ではなく、何やら幾何学的な紋様が入った薄い黒の金属板(アルミ?)が貼られていたり、カメラの下から突き出たフィルムの巻き戻しレバーと用途不明のノブ(?)が突き出しているなど、これまで発掘してきたカメラとはデザインや形状がずいぶん違う。


↑カメラ前面。あまり見慣れない独特の紋様が施された金属板があしらわれている。レトロ(?)な臭いがプンプンする…(笑)
オマケにそのカメラの厚みや重さといい、角張ったデザインやモナカ形状の外装など、何となく一昔前のカセットテープを使う大きめの“ウォークマン”みたい(爆)
たぶん、発売当時は近未来的(?)な“ナウいカメラ”を意識してデザインされたモノだと思われますが、おそらくこのデザインは好き嫌いがバッサリ別れるでしょうね…(←少なくとも自分はカッコイイとは思わない)。
まぁ、ここまではいろいろとけなしてきましたけど、肝心の保存状態はと言いますと、40年近く前の古い製品で長年放置されていた割にはキレイなモノで、各部をチェックした限りではファインダーが曇って、モルトが全て剥げ落ちているものの、レンズはキズや曇りもなくキレイです。


↑裏蓋を開けた様子。長年放置されて手入れをされていなかったため、プラスチック部分がモルトの貼付けに使われた接着剤で侵されてブツブツのあばたになっている。モルトはボロボロに朽ちていたので、とりあえず落とせるだけ落とした状態。

↑レンズはf=35mm/F2.8と、スペック上は広角で比較的明るいレンズっぽい。リコーのレンズには定評があるそうなので、まぁまぁ期待が持てそう。

↑オート&マニュアル絞りとゾーンフォーカスのダイヤル。ポートレート用のピクトグラム(人の姿)が何か面白い(笑)
ただ、いくつか気になったのは、このカメラ、巻き上げノブがどこにもなく、レリーズも押せないため、シャッターの動きが確認出来ない…(汗)
それにカメラ正面の左上に付いたレバーを下げてもうんともすんとも言わない。

↑用途不明のノブ。英語で“WIND”と書かれている。“ワイルド(=野性)”…???意味がわからん。

↑謎のレバー。押し下げようとしても、びくとも動かない…。もしかしてセルフタイマー用のレバー???
どうやって使うんだ…このカメラ…(汗)
見た限り、CdSの受光窓とシャッタースピードを示す窓、それにマニュアル絞り用のダイヤル(←ダイヤル操作が異様に固い…汗)が確認出来るコトから、自動露出とマニュアルの切替機能が付いているコトは確かなんですが…。

↑CdSの受光窓。シャッタースピードを切り替えると、それに連動して内部で回転するプレートの穴の大きさでCdSに当たる光の量を調整する。

↑シャッタースピードを切り替えるダイヤル。この状態で時計周りに回すと1/30~1/300、そしてストロボに切り替わる。





↑シャッタースピード。上から順に1/30・1/60・1/125・1/300・雷マーク(ストロボ用)
何か、ものすごく厄介そうなカメラを見つけてしまいました…(^^;)
とりあえず、このカメラの詳細と稼動状態が分かり次第、また記事に書きます。