大学病院の総合診療科では、PET-CT検査を勧められて外部の検査機関で受診したが、やはり異常は認められなかった。

主治医は、今までの熱の経緯や口内炎の症状から、主に幼児期に発症するPFAPAと半ば断定し、扁桃腺摘出を勧めてきた。

また、タガメットというPFAPAに効くという胃薬も処方され、服用したが全く効果は見られなかった。


皮疹などPFAPAでは説明がつかない症状も出現していた上、漢方医からも扁桃摘出などしたら免疫が弱るから絶対にやめた方がいいと助言され、結局総合診療科では診断がつかず、漢方医から紹介された別の大学病院にかかることとなった。


新たな大学病院の主治医の見立てでも、膠原病的な免疫系の病気であることは間違いないだろうということで、遺伝子検査をするにしても遺伝子のどの部分を調べるかの結論が出ないまま、ひとまずバイオ系の免疫抑制剤(ヒュミラ)を試したが効果は見られなった。


遺伝子検査をどうするかを含めて、ベーチェット病の専門機関である横浜市大学附属病院を紹介され受診する運びとなった。


続きは、次回・・