2024年4月3日(水)

 初夏のような暖かさだった昨日から一転して、今日は今にもひと雨来そうな曇天で、雨になったらせっかく開花したばかりの桜も散ってしまいそうで心配である(もっとも私は基本的に「花より団子」のくちなので、花が散ったところで大して気にはならないのだが)。

 

 

 今日は約5年前に死んだ愛犬の月命日。

 冬の間は厳しい寒さのせいで外を散策する気分になかなかなれなかったのだが、これから明るく暖かい日常が戻って来れば、かつて愛犬と歩き回った近所の通りや川べりに出かけて愛犬との懐かしい思い出に浸ることが出来るようになる。その意味でも私はこの何ヶ月かの間、ただひたすら1日も早い春の到来を願い続けて来たのだった。

 特にここ数年の散策コースになっている河畔を愛犬と歩いたのは、まさに桜の花が降り注ぐ4月のことで、かつて花見客たちの間をノロノロふたりで歩いた時の記憶を甦らせながら、うららかな春の日のもとで亡き愛犬(の幻影)と共に思う存分逍遥したいと思う。RIP.
 

 

 今回も簡単に。

 私は図体がでかいこともあっていささか閉所恐怖症の気味があるのだが、それもあって狭い空間に閉じ込められて身動きの取りづらい飛行機という乗り物が全く好きになれない(むろん事故に遭いはしまいかという心配も大きい)。

 だからどんなに楽しみな旅行や帰省であっても、その前に飛行機に乗って何時間(欧米なら十数時間)かの苦痛を耐え忍ばなければならないと思うと、非常に憂鬱な気分にとらわれてしまうのである。

 それでも飛行機そのものが飛んでいるのを見るのは決して嫌いではなく(ただし自動車などを同じくメカとしての飛行機には全く興味がない)、少し時間が空くとYouTubeでライヴ配信される飛行機の離着陸の様子を飽かず眺めたりしている。

 

 

 何と言っても自分が乗っている訳ではないので気楽だし、あたかも自分自身が遠い異郷に旅に出るような気分にさせてくれるのも良い(だから誰かを見送りや出迎えに空港に行くことも好きである)。

 自分で飛行機に乗るのは大嫌いなくせに(当然だが、一番事故の起きるリスクが大きい離着陸が最も嫌である)、他人が乗っている飛行機の離着陸の様子は少しも飽きることなくいつまでも見続けていられるのだから現金なものである。

 

 

 私の目下のお気に入りは、英国ロンドンにあるヒースロー空港の離着陸の様子を中継してくれる以下のYouTubeチャンネルである。

 時差や夏時間があるため、日本や韓国の時間帯では毎日午後2~3時頃から配信が始まるのだが、特に早朝や夕方の薄暗い空をゆらゆら不安定に揺れながら飛行機が静かに降りて来る様子を見るのが好きである(日によって配信されるのが離着陸のどちらなのか、また風向きの関係で滑走路に侵入したり飛び立つ方向も変わるのだが、上に掲げた写真のように画面左から飛行機が降りて来るパターンがカメラにも近く、躍動感が感じられて素晴らしい)。

 上記の通り午後になるとその日のライヴ配信が以下のアドレスに表示されるが、時間外でも過去の配信動画を視聴することが出来る。

 

 

 他にも日本の羽田空港や成田空港の離着陸の様子を見られる以下のYouTubeもよく見ている。他にも探せば世界中の空港で同様のライヴ配信をしているサイトがあるはずなので、自分のお気に入りの場所や空港の離着陸の様子を楽しむことが出来ると思う。

 中には撮影者がいちいち離着陸の様子を言葉で説明してくれたり、管制塔と飛行機との通信の模様を(おそらく無断で)流している動画もあるのだが(下の3番目の動画などはこのケースである)、個人的には何の説明も余計な音声もなく、自分が飛行場の展望デッキにいる時のように、周囲の音をそのまま中継してくれる動画が望ましい(どうでも良いことだが、海外では日本の空港のような展望デッキのようなものを余り見かけたことがなく、あれは日本など限られた国のみに設けられている施設なのだろうか←少し調べてみたところ海外にも一応あるにはあるようだが、やはり日本に比べると数は少なく、中には有料のものもあるようである)。

 

 

 

 

(後日追記)

 「【LIVE】台湾桃園国際空港ライブカメラ 24/7」という空港ライヴ配信も追加で紹介しておく。