2024年3月11日(月)

 2011年に発生した東日本大震災から今日で丸13年である。

 巨大津波や家屋倒壊などによって2万人近い死者・行方不明者を出した上、津波による浸水で福島原発の機能が麻痺し、未曾有の原子力災害を引き起こした。地震で家屋を失ったり、原発事故による放射能の影響で安住の地を追われて異郷の地で暮らしている人々も数多く、原発の廃炉作業は現在も続いているものの、2050年頃の完了を目指していた廃炉の見通しは立っていないのが実状で、処理水の海洋放出などによる自然環境への影響も懸念されている。

 その一方で、年始に起きた能登半島地震を始め、今も日本各地で大小様々な地震が発生し、首都直下地震や東海地震、東南海・南海地震などのリスクも年々高まって来ており、官民あげて東日本大震災(やその後の震災の数々)の教訓を活かし、被害を最小限に抑える対策を取り続けて欲しいと願わずにいられない。

 

 

 そんな中、今回も能天気で姑息な話題で恐縮だが、以前当ブログで紹介した「飯尾和樹のずん喫茶」と共に(https://ameblo.jp/behaveyourself/entry-12726081105.html)、日々楽しんでいるテレビ番組に触れてみたい。 

 

 

 大阪を中心に喫茶店を紹介するテレビ大阪の「片っ端から喫茶店」という番組なのだが(上記ウェブサイト参照)、最大の利点は毎朝8時にYouTubeでも公開されていることで(下記参照)、上記の「ずん喫茶」のように誰かがインターネットにアップしてくれるかどうかで視聴可否が左右されてしまうのと違い、海外にいても確実に視聴できるのがありがたい(当然ながら過去の放送回もいつでも視聴できる)。

 


 問題は、紹介される喫茶店の大半が大阪にあるため、実際に自分が訪れる可能性がまずないという点なのだが、たまに名古屋出張編や海外出張編(これまでソウルと香港を訪れている)と共に東京出張編が放送されるため、全く手が届かない(?)訳でもない(実際、会社員時代にしばしば訪れた神田の喫茶店(が一旦閉店して別の人によって新規開店されたもの)が紹介されたこともある)。

 

 

 お店の看板メニューや雰囲気の良し悪しだけでなく、毎週お店を紹介する出演者によって番組の面白みも大きく左右されてしまうのだが(毎回最後には出演者自身の紹介やコメントが放送される)、毎回11分ほどの短さなので、大して面白くなくても時間を浪費したとまで思うこともなく、取り上げられているお店の沿革や内装などに興味がなければ、途中を飛ばして飲み物や食べ物の紹介部分だけを視聴することも可能である(実際、私も最初から最後まで通しで見ることは滅多にない)。

 

 この番組が始まったのは今から3年半程前の2020年11月かららしく、私自身も既に2年近く見続けているのだが、「飯尾和樹のずん喫茶」と共に今後も出来るだけ長く続いて欲しいと思う番組のひとつである。