左からサンキュータツオと居島一平

 

 2024年2月21日(水)

 このところ私事でドタバタしていてなかなかブログを更新する時間&気力が持てないため、今回も最近よく見ている動画を紹介することでお茶を濁したい(敬称略)。

 

 当ブログでは昨年末にも居島一平と坂本頼光の「暗黒迷画座」という動画を紹介したことがあるのだが(https://ameblo.jp/behaveyourself/entry-12831086132.html)、今回はこのうち居島一平がサンキュータツオという人とコンビを組んでいる「米粒写経」(こめつぶしゃきょう)がYouTubeにアップしている「談話室」という動画を紹介してみたい(以下を参照。ちなみにこれは教養動画ではなく基本的にはあくまでお笑い動画なので、その点あらかじめご了承ください)。

 

*単なる偶然だが、ちょうど今日(2月21日)の晩に、最新の「談話室」がライブ配信された→https://www.youtube.com/watch?v=scijXqJemeE。今のところ月に1回更新されているようである。

 

 

 上のプレイリストには「談話室」の他に、「映画談話室」、「書籍談義」、「居島一平 古書探訪」など、テーマ別に様々な動画がアップされているのだが、基本的には居島一平とサンキュータツオの2人が時にゲストを迎えつつ、様々なテーマについて談話(というより雑談)をしているものである。

 相当な読書家&映画愛好家&歴史マニアで博覧強記の居島一平(ただし思想的にはかなり右寄り)と、日本語学者で大学で教鞭も取っているサンキュータツオの2人が繰り出す話題の数々は実に多岐にわたっているが、居島一平お得意の「砂の器」や「犬神家の一族」をはじめとする日本映画や「刑事コロンボ」や「岸辺のアルバム」などのドラマの声帯模写やパロディも満載で(俳優佐分利信や声優小池朝雄の物真似や関連クイズは抱腹絶倒ものである)、特に50代以上の古い(日本)映画やドラマ好きにお勧めである。

 

 

 先に紹介した居島一平と坂本頼光の「暗黒迷画座」(上を参照)はこの間(かん)あらかた見尽くしてしまい(現在も毎週金曜日の夜に定期更新中である)、今はこの「米粒写経 談話室」の過去動画を暇があれば少しずつ見ているところなのだが、それぞれの動画の長さが1時間近くあるため、1本まるまる見続けるのは結構難しく(なにせ積ん読の本や未見の映画を消化するだけでも手一杯なのである)、なかなか数をこなせていないのが現状である。

 しかしちょっと時間に余裕がある時などに、全編まとめて見ずに部分的に動画を流すだけでもそれなりに楽しめ、何度かに分けて見ているところである。

 ちなみに「居島一平の古書探訪」という動画は、「談話室」の1コーナーを切り取って別途アップしているもので、もともと「談話室」の動画に含まれている。私はまず「古書探訪」だけをまとめて見てから「談話室」の方を見始めたため、最初のうちはこのコーナーを途中まで見て視聴済みだということにようやく気づいたものである。もっとも2度目でもそれなりに面白く見られはするのだが。

 

 私はこの2人の属しているお笑い芸人や落語の世界には全く通じておらずよく理解できない話題も少なくないのだが、(日本)映画や読書(文学)などに関心のある(中でも50代以上の)方々には、テーマにもよるものの楽しめる内容ではないかと思う。

 居島一平の話は往々にしてマニアックなため、見る側のマニア度が高ければ高いだけ、より面白みを感ずることが出来るに違いない。その意味で私などはまだまだ修行(?)が足りないと言っていいだろう。