ある時、兄の提案で犬をペットとして飼った。
その犬は鼻の黒い小柄な土佐犬で名前は
「ジャッキー」。
しばらくは問題なかったが、夜鳴きがひどいと
隣りの美容院からクレームがついた。その
クレームもだんだんきつくなったある日、母親が
こっそりジャッキーをついれて散歩に出た。
本当は散歩ではなく2駅離れた所に捨てにいったのだ。
色々な買物をして知らんぷりして帰ってきた母親を
何とジャッキーは先に帰ってきてシッポを振って
お迎えした。
それからは母親もジャッキーを玄関に入れて、隣の
美容院のクレームを一切受け付けなかった。
近所にはもっとすごい話があった。色々問題があって
その飼い主は犬を東京から100キロ離れた熱海に
捨ててきた。1ヶ月以上経ったある日、その犬が
傷だらけ、ドロだらけでげっそりやせ細って帰ってきた。
それからは何があってもいっしょに暮らすことにしたそうだ。
ペットは捨てるくらいなら買うべきじゃないんだろうな。