食の細い男の子が、給食の時間に私を手招きしていた。

行ってみると「先生、脳みそが痛い」だと。

「ん?頭が痛いのか?」と聞き返したが、首を横に振って
 
「ううん、脳みそが痛いの」と主張。


私は脳みそが痛くなった経験などない。(ふつーは誰でも

そうだろうけど・・・。)しばらく考えた結果、次の様な

推測に達した。


(1)給食が食べきれずに残っちゃいそうだ。

(2)残すと先生や給食の先生に怒られる。

(3a)ここは一つ「脳みそ」が痛いことにして残すのを許可してもらおう。

(3b)どうしようか考えていたら本当に頭が痛くなった。


その子へのアドバイスは、「無理して食べなくても良いけど出来るだけ

頑張りなさい。もし頭が痛いのが続く様なら、後で保健室に連れて行って

上げるよ」でチョン。


しばらくして様子をみていると、元気そうになったので、私の考えが

ほぼ間違っていなかったと判断しました。


それにしても、小学校入学したてに一年生は突飛なことを言って来るなあ。

今度女房に何か言われたら、「アッ、脳みそが痛いッ!」て言って、

どこかに逃げちゃおうっと。