江戸時代の平均寿命は、乳幼児の死亡率も
高かった為か、ほぼ35歳位と短かったと
推定される。

重病や大怪我をしたらまず助かる可能性が低い為、
厄除けのお守りが良く売れて縁起も良くかついだ。

女性は早めに結婚して出来るだけ多くの子供を
生むことが求められたのは、家の維持や労働力
確保の上でどうしても必要だったのだろう。

将軍や大名の正妻は三十歳で「お褥(しとね)辞退」と
いって夜のお勤めを断るのが慣例だった。どうもこれは
男の「若い側室や妾」と楽しみたいという勝手な欲望
らしい。しかし大名や公家のお姫様は運動不足や
労働不足で身体が弱く30歳すぎてからの出産は危険と
いうこともあった。

明治24年に初めて平均寿命が算出されたが、その時の
男性の平均寿命は42歳、女性の平均寿命は45歳だった。

今では平均寿命はその時の倍近くまでになっているが
寿命が延びたら延びたで生活し難い時代になってきており
必ずしも100%喜ばしいとは言い切れない。