俺は「つけメン」が好きで寒い冬でも食べる。
冬場になると、やはり「つけメン」を出す店が
減少する。そんななかでやっと「つけメン」を
出す店を見つけると、ウンウン、ソーカソーカ、
まだ作ってくれているか、と嬉しくなる。

店の中で熱いラーメンを作り続けている店員は
つけメンの注文が入るとホッとするらしい。
どうやら、メンを氷水でジャブジャブすることで
少しは暑さから開放されるようだ。

一方、お客は、「この寒いのにやーね」「あたま、
おかしいんじゃないの」の目つきで胡散臭そうに
俺を見る。

「ウルセー、俺はつけメンが好きなんだ。
バーロー、俺は関東つけメン組の組長だぞ、
文句アッカ」と睨み返してやる。

これから冬に向かって、また美味しい
つけメンを出す店を探して歩き回ることになる。